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99/4/29(木)
ニーネ at 新宿CLUB WIRE


ニーネを生で聴くのは2度目。1度はスタンド祭り@新宿JAMだった。
ボーカル&ギターの大塚君がミラクルマンのトマツ氏とかなり仲が良いので、ライブ以外で彼に遭遇することが多くてですね、やっぱ行きたいな、と思って。GWだし、次の予定は合わせられるかわからないから金のあるうちに行くか、ということになって、行ってきました。
DM葉書に地図が載ってたんだけど、場所が全然わからなくて、パワステ・JAMの方まで行っちゃうと行き過ぎで、もっとずーっと手前の靖国通り寄りの、花園神社のホント脇でした。ホント路地なんよ。スゴイ行ったり来たりしちゃって、挙げ句にハコに電話して場所聞いた^^;
スタート遅くて、みかりんとぱっつんと3人で長いこと外で時間を潰した。オマケに生憎の雨。辿り着く前にちょっと帰りたい気持ちになってしまった。
オープンも遅れてて、時間見計らって行ったらまだリハもやってないとかいう状態でしたよ。結局、次の日は仕事だし、遅くなると帰れないからニーネだけ聴いて帰らしていただきました。
ニーネは一番。機材の調子が悪いのか、セッティングに時間がかかる。大塚君がドラムセットの中にギター抱えたまま座って、流れてくる曲に合わせてスティックを振るっていた。どうやらアンプから音が出ないらしい。大丈夫なのかー?21:30スタートの予定が20分くらいは押したかもしれない。
何曲やったのかな。覚えてないけどメチャメチャ大塚君のギターが炸裂してた。あの人は楽器持つと人が変わる性格なのか。普段と歌ってるときって全然違うね。見た目コンパクトなんだけど、左利きのギターがうねってて、何だか凄い。歌はもうちょっとネ。設備の所為かわかんないけどなに歌ってるのかあんまし聴き取れないんだもん。ベースの平野さん、職人て感じ。割と好きなタイプのスタイルです。大塚君と並ぶからか、デカイ。ドラムの定行さん、安定してる。轟音ギターに引きずられることなく、と言うか、リズムに巧くギターが乗ってるんだろうな。しかしギターソロ長いぞ。
MCがまたとぼけてたけど。下ネタばっか話すらしいので「大塚下ネタ」と呼ばれるとか。見掛けによらずエロいのだ。後、彼はホントに凄くマメなのだけど(DM見ると凄いよ!)家を出るときにガス消したかとか心配になって何度も確かめてしまうそうな。それはマメと言うより心配性だろう、と思うけどな。
音は激しいんだけど詞は叙情的。彼も結構詩人なのだ。「君が好きだ」ということはよくわかったゾ。
今度見るときはもうちょっと早い時間で、音響のいいとこがいいなあ。わし、昼間は宝塚で(またハシゴかい!)、前日はオール状態で肉体的にキツイ状態でございまして、いやいや、完璧にわし側の調整ミスで、言い訳なんだが、異様に音もでかくて(DJもな)頭クラクラしちゃったのだわ。話そうにも声が聞こえん。疲れてるときは何やってもダメだってよくわかったよー。ごめんよ、大塚君。
by kenya 1999/5/15


99/4/18(日)
THE ホーボーランド 2ndCD発売記念-Get Happy Days Live-
at 下北沢ガレージ


Sunflower/ミラクルマン/THE ホーボーランド

そぼ降る雨の中、新宿のタワレコを後にしたわしらは小田急線で一路下北沢へ直行なのです。
サンフラとホーボーは音源だけ聴いててライブ見たことがなかったのでメチャメチャ楽しみにしてました。早く着き過ぎてしまったみたいで、一番乗りで会場入り。壁に寄せられてるテーブルをわざわざ持って来て、カミ手最前で待機となりました。

トップはSunflowerさん。デモテープを聴いて音にハマっていたので本当にワクワクだった。なんて演奏のシッカリしたバンドなんでしょう。ギターのコイケさんは、実は肺に穴が開いて入院してたんですね。今回のライブも参加が危ぶまれてて、ギターのオーディション3人くらいした、とか冗談ともつかぬ口調でベースのクリタさんが言ってたけど、見たところ至って元気そうでした。よかった。ボーカルのオキツさんの声がいいんです。ポップで伸びのある声です。MCが何とも言えない味があって可笑しいんですわ。「ひとり暮らし」は何度聴いても身につまされる。特に ♪ごはんはあるけどおかずがなくてツライ〜 なんてトコはわしの生活そのまんまですな!一人暮らしって「その日暮らし」なんだよねえ。そんな親近感も好きです。聞きながら思わず頷いてしまう人も少なくないはずだ!新曲もいい感じだった。好き。一番新しい曲と言ってたかな?曲名がわからないんだけど、 ♪君は窓を開けて風を誘う という歌詞で、メロディーライン共、美しい楽曲だと思った。新緑と五月の風のイメージなんだけど、どうかな??次の機会にも是非聴きたいと思った。名曲デス。「なぎさ〜」と続けて聴いたら、ちょいとGSっぽいな、と感じた。

CDが出る予定らしいです。ガレージレコードのコンビレーションCDに参加するんだと思います。楽しみね!

メンバー年齢が若くて驚いた。クリタさん、23才だって?落ち着いて見えますねえ^^;
ラストにやった「月面着陸」という曲も勢いがあっていいです。「レターガール」も好きなので聴けて嬉しい。コーラスもいい感じで、今後また見たくなっちゃうバンドでした。

曲名がわからないところはクリタさんに教えていただきました。クリタさん、ありがとう!

☆☆☆

続いてミラクルマン
10日振り。恐らく8回目のライブ。そろそろ慣れました。今回は何をやってくれるのかー?ドッキドキですよ。なんだか少しずつ客も増えてきたようで、と言うか、サンフラの途中から人口が増えてたんですけど、それが前に前に詰まった感じ。

初っ端からいきなり新曲「さよならBABY」これはかなり「売れ筋」クサイ曲だと思うんですけど。「涙あふれ何も見えない」ほど悲しい別れをこんな爆裂して歌われちゃあね、どうしろっちゅーんじゃいって気もしますが〜?
何と言っても一番弾けたのは「厚顔チェケラ」じゃないすかね。キャー、もうライブで聴きたかったのよねー!「目印」はメチャかっこいいし、前回の恋メロで聴き損ねた「青春時代」・・もう感涙。
聴いてて照れちゃうようなカズタケ君の導入からの「新しい風」ナーバスなハートにじーんときちゃいそう。

ピーチさんがメチャメチャ楽しそうでした。なんだかニカニカしながら叩いてるんだもん。つられて笑っちゃうっての。どっか間違っちゃったのか、何度か舌を出してましたねー。表情が可愛いんだよ〜ん。なんだか飛び跳ねてました。帽子被ってるの、だんだん前にずり落ちて来て、結局取っちゃってましたね。
アキちゃんはエフェクタの調子が悪かったらしく、もう、2曲目の「エムエム」あたりから「っんだよ、もー」って感じでした。途中からは足元から取っ払っちゃってワウだけでやってました。ちょっと残念ね。でもかっこよかったよー。ギター弾いてるときのアキちゃんは、真剣に仕事してる「オトコ」の顔なのだ。ずーっと頭の天辺の毛が立ってるのが気になったけど、それも可愛いなり。耳の脇から髪をかきあげるから凄い髪型になってたよ。ギターソロのとき、トマツさんが肩に両手かけてガーッとジャンプするのは、あれはアリなのかにゃ?よろけてて弾きにくそうに見えるんだけどね。
川村さんのチョッパーに痺れました。ううう、わしも頑張るぞ。
酒呑むと「う〜〜〜〜〜〜む、う〜〜〜〜〜〜〜む」って言ってるそうです。トマツさんは風呂に入ってるときによく唸ってるらしいです。

特によかった事と言えば、トマツさんのジーパンのチャックが開いてなかったことと、カズタケ君のキーボードが立ったまま終わったことですかね。そりゃそれで寂しい気がするのはワガママかしら?

トマツさんのギターで弾き語り風から入ってく「僕は煙」はカッコイイです。「弾き慣れないギターを持つとステージが揺れる」と言ってましたが?楽屋で「冬のリビエラ」弾いてたそうですよ。カズタケ君が「コードの進み方とか好きでしょ」とツッコンでました。(笑)転調好きなのだそうです。

今回のリストを見て特に思ったことは、「さよなら」&「旅立ち」がテーマなのかな?ってとこなんだけど、「目印」と「チェケラ」以外、全部別れてないかー?これは意図した選曲なんだろうかねえ。たまたま?思い過ごし?お馴染みの曲でもあるけど「ストロング・ラブ」は今回特にハードな印象を受けた。言葉の圧力がビンビン伝わってくる感じだった。久々の曲あり、わしがライブで初めて聴く曲もあり、何回か聴いてる曲でもアレンジに変化を感じたり、と、わし的にはなかなかに刺激的なライブでした。おざなりにならないところ、マンネリにならないところがミラクルマンを好きな理由だし、やめられない理由かな、とか思うし。次を見逃しちゃったら一生後悔するんじゃないかって気がするんよね、なんでか。それほどに魅力的です。はい。(書いてて恥ずかしー!)

トマツさんとホーボーのボーカルのカクトウさんとは10年来の友達だそうです。「眉毛は濃いけど優しい」と言ってましたが、見たら本当に眉毛濃かった。また、彼のことを「燃太郎(ねんたろう)」と呼んでいる、とも(?)。男前ですよ。

SET LIST
さよならBABY/エムエム/新しい風/僕は煙/目印がなけりゃ意味ないね/厚顔チェケラ/ストロング・ラブ/青春時代

☆☆☆

トリは勿論、今回の主役!THE ホーボーランドの登場でっす。
客の入りは最高潮。スゲー人気じゃん!狭い小屋には違いないけどさ。やっぱこれだけ集客できるって、凄い。
1曲目からガツンと心臓を掴まれた気分。うっひゃ〜〜、かっちょいいよー。「勝利の男〜!」とガナるガナる。リズムの感じがメチャメチャ好みではないか。なんかピュンピュンいってて、楽しいっ!2曲目にやった「流れ者がゆく〜」ってのも好きな感じでした。新曲だったと思うんだけど「さっぱり女」って曲が、もろにわしのツボに来る曲だった。日本語を曲に乗せるのが巧い。テンポがよい。ビートルズのカバー(コピー?)もシットリとしてよかった。ピアノのイントロが素敵なの。「皆のあんま知らなそうな奴」と言って、「Sexy Sadie」をやってくれました。確かにわし曲名知らなかったんだけど、聴いたことがある曲。ビートルズも全曲は聴いてないからなあ。シットリと言えば「五月雨」もよかったなあ。「サミダレイン」と読むんだよね?なんだか、美しいじゃないかー。声にも演奏にもドッシリとした迫力があって、んも〜たまんないっす!って感じです。
長かった。1時間くらいはやったかな?アンコールで、既に時間が押してて、多分2曲やるところが1曲しかできなかったみたい。3バンド出て、18:30スタートで終わったの22:00よ。もう膝ガクガク。
そうそう。「当たり前だった事」(だったと思う)という曲でちょっと泣きそうになったよ。気持ち入っちゃいました、わし。

☆☆☆

でも3つとも凄く良いバンドで、なんだか超来てよかった〜って思った。お得だ!お得過ぎる!どれもこれも素晴らしかったが、途中休む間もないほど興奮してたのでべらぼうに疲れた。サンダル履いてかなくて大正解。同じ5人編成でキーボード入りのバンドで、聴き比べってのでもないけど面白かった。音の絡み具合とか、やっぱ広がるよねえ。鍵盤もいいなあ、なんて思ってしまいました(浮気者・・)。お金がなくてホーボーのCD買えなかったよー。折角のレコ発なのに。ミラクルマンTシャツも、また買えなかった。いつになったら買えるのか〜(T^T)
貧乏暇なしのオイラの明日はどっちだー!?

by kenya 1999/4/22


99/4/18(日)13:00〜
屋上ジャンボリー at タワーレコード新宿店


mwandishi with spookie/east woman/スタンド/スクービードゥー/biscuit fan

チラシ見まして。整理券貰えば無料だと言うので、え?スタンド?スクービードゥー?只聴きできるの?行くよ、そりゃあ。久々にのんびりしようかな、なんて思ってた日曜の午後。予定入れすぎだよ!と言われながらも入れてしまいました。だってお金かからないんだもーん。終わってから下北行っても間に合うし。
生憎の雨で、屋上イベントスペースでのライブの予定が"屋内ジャンボリー"になってしまった。小雨決行とのことだったので、傘差して見るのもなんだなー、と思っておりましたので、早い段階での決断が嬉しかったです。行ったらもう店内でリハやってたからね。まさかそこでやるとは思わなかったので、別のインストアイベントも組まれてるのかと思った。そうだよ。インストアイベントなんだよね、要は。場所も、7Fのいつもインストアやるとこだし。CDを発表したばかりの、タワレコイチオシのバンドを集めたってことだったんで、集団インストアライブ拡張版てな感じだったのかな。
整理券出した割には囲いの中も別にギューギューでもないし、店内ディスプレイに演奏が映し出されてもいたし(カメラワークは・・・だったが、しょうがないね。固定カメラを任意に動かしていたらしいので)、ただで見ちゃって悪いよなー、ホント、てな気持ちだった。

最初にspookieとmwandishi(ムワンディシと読むらしい)。大学の仲間かなにかで結成されたバンドらしいです。続けて出て、ベースの人とかダブってたから。spookieの方はボーカルが女性でした。声が細いのかマイクが悪いのか、歌は殆ど聴き取れなかった。音のバランスが悪い?ベースの音が無闇にデカク聞こえる。音楽はふわふわとした印象。わし向きではないと思われた。続けてmwandishi。ストリート系の、髪を染めたお兄ちゃんがボーカル。やっぱり歌が聞こえない。マイクもっと上げられないのかな〜、と思ってしまったよ。曲は、美しいが流れ続ける水のようだ。間奏が長い。その間、お兄ちゃんは踊っているのだ。
この2つは、なんだか掴み所がなくてあまり覚えていないのだ。後に出てくるのが強烈だったので吹っ飛んでしまったのでしょう・・

east womanさん。西の女?よくわからんがメンバーは男の人ばっかでした。お初でございましたが結構気に入った。うまく言えないけど・・、最近のわしのお気に入り系列。うわー、余計わからんちゅーの。ボーカルは民生君ぽいかな、と思った。顔が似てるとかじゃないけど。たま〜〜に目がイっちゃっててちょっと怖い・・。アンケート書いたら帰りにデモテープくれた。4/20の恋メロに出ると言ってて、絶対行けないライブだったので、ここで只聴きできてラッキー、と思ったよ。
アンケートにリストが載ってたのでメモってきました。

リボルバー/ヨロコビの唄/ロボアンプ/カビン/ジプシーリズム/セルフスピード/以上6曲

スタンドさん。1月のスタンド祭り@JAM以来の2度目。店内明るかったので、不思議な感じ。暗いところでみたいなあ、と思った。絶対暗いハコ向き。
1曲目「アレサ・フランクリン」中盤でギターの弦が切れ、張り替えの間、ずっと他のメンバーで演奏を続けておった。なんだか凄い。メンバー困っちゃっただろうな、と思ったけど、そんなことはおくびにも出さず、黙々と何分も演奏を続けてるのが凄かったよ。恐らく5〜6分はやってたと思う。ベースは地味なのだがしっかりしてるので好きなのだ。ボーカルはあんなに「ふかわりょう」みたいな声と喋り方だっただろうか^^;
とにかく1曲が長いのだ。最初に聴いた時よりはすんなり聴けたかも。なんとも不思議な世界を持ったバンドなのですよ。♪レコードを買おう。レコードを買う為に僕は生まれた と歌うのも凄いよ。

スクービードゥーさん。ずっと聴きたかったんだけど。お初。
いやー、濃い濃い。クドイクドイ。これまた暗いハコで、怪しい照明の中で観たい、と思った。
うねるような音で、メチャメチャかっこいい。明るいところで観ると恥ずかしい、と言うか、裸で外歩いてるような、そんな恥ずかしさ、みたいな、目のやり場に困っちゃう、みたいな気まずさも伴っておりました。出たばっかの「夕焼けのメロディー」ホントにマジでカッコイイですよ。これしか言えないのかとも思うけど、カッコイイんですよ。

最後はbiscuit fanさん。唯一メジャーなのかな。ポップで聴きやすいとは思うのだが、イマイチ印象が薄い。スッキリしすぎてる、というか、どこにでもありそうな感じで勿体無い。メンバー若そうだな、と思った。わしの好みに合わないだけで、好きな人はたくさんいると思います。

by kenya 1999/4/22


99/4/7(水)
ミラクルマン「俺たちのプレリュード」レコ発記念ワンマンライブ at 下北沢CLUB Que


待ちに待ったレコ発ワンマン!今年に入ってから、本当に長いこと待った気がする。アルバム買ってからずーっと聴き倒してて、なんだか本当に、もう、どうしよ〜〜〜!!てな感じで、ライブの何日か前から馬鹿みたく興奮状態が続いていたのでした。なんと言ってもワンマンだもの。最初から最後までミラクルマン一色。嗚呼、夢のよう。イベントだと精々が6〜7曲、やって40分てとこだから、それが倍になるだけでもかなり美味しい。

わしもとてつもない気合で臨んでしまいました。その鼻息の荒さったらないよ。たまにはキレイな恰好もしてかなきゃねー、と思って、なんとスカートはいて行っちゃいました。しかも膝出し。オマケに足元はサンダル。カメラやらテレコやらいろんな機材抱えて行ったので荷物の量も半端じゃなかったし、なんだか行っただけで体力の8割方消耗してしまったみたいです。

18時半頃に入場すると、まだ中は人も少なくて落ち着いた雰囲気。奥でDUB-Oさんが皿を廻してる。日本のロック特集らしい。いい感じ。
客の入りがちょっと心配だったけど、開演時間が迫ってくるに連れて埋まってくる。やった!今日は盛り上がっていこう!

客電が落ちてSEが流れ始める。「俺たちのプレリュード」をサンプリングしたのを曲に絡めてあるの?怖い〜〜。♪お〜れたちの〜プレリュ〜ド・・お〜れたちの〜プレリュード〜〜って延々と続く。怖い〜〜。洗脳されそうだ!!
そしてメンバー登場!最初は、アルバムの1曲目でもある「俺はミラクルマン」
初っ端からテンション高!最後までもつのか?こっちが先にバテるかもしれない、なんて不安もあったけど、後は成り行き任せなのだ!カズタケ君はもう1曲目から鍵盤に膝掛けてるしね!続く「ザ・サンシャイン」もノリノリでいい感じだ〜。
今回は2部構成ということで、1部は「俺プレ」の中の曲を中心に、2部は懐かしい曲なんかもやっていこう、という内容で行われました。確かにインターバルは必要だ・・。途中で休憩を入れることでテンションが途切れてしまうのではないか、と不安にも思ったけど、かえって後半の方が盛り上がったように思う。だって、何か気になって後ろとか見ると他のお客さんて案外静かなんだもの。わしらが拳振り上げて奇声を発してるのが馬鹿みたく思えてくるじゃんかー。もしかしてお客さんも呆気に取られてるのかも・・とか、いろんな事を考えてしまった。わしらとニーネの大塚氏とで前の方で騒いでて、なんか、サクラみたいだ〜〜、と思ってしまった。

相変わらずピーチコール多し。彼曰く「ミラクルマンで一番モテる男だから」カッコイイよー、ピーチさん。同性にモテる人って素敵だと思うな。アロハ着てて、ちょっとチンピラ風だった^^;頭丸めてるし、見た目怖そうなんだけど実はシャイで上がり性で、気持ちの良いお兄ちゃんです。叩いてるときの姿がまた、良い。「全力疾走」な感じなのだ。マラソンでラストスパートかけてる人みたいな顔で叩いてるのだ。「あなたしか、みえない」はピーチさんのかすれたコーラスの入るライブ版が好き。ライブ後半、全身で叩き付けたとき、バーっと汗が散ったのね。ひや〜〜、かっちょい〜〜。

トマツ氏の歌は魂の叫びだ。マイクを両手で絞り込み、覆い被さるようにして歌う。時には座り込み、転げまわり、アキちゃんやカズタケ君にちょっかいを出し、全身からえもいわれぬオーラを発散してる。とにかくじっとしていない。檻の中の熊みたいに前後左右に絶えず動きまわっているので、撮ってるとすぐにフレームアウトしちゃうんだよ。本人も言ってたけどMCはちょっと固めでした。「あなたしか、みえない」と「思い出」で涙出そうになった。

アキちゃんのギターは大炸裂。機材の調子が悪そうだったところもあったけど、ギュイギュイいってたよー。「悔やんで詫びれば」のギターよかったなー。「根なし草」のギターもよかった。これはかなり古い曲らしいです。飛び跳ねるし、モニターに乗るし、挙げ句に天井の管にぶら下がったからね。壊しても怖いし、落ちて怪我しても洒落にならんちゅーの。「おや?」って思うような音出してたとこもあったんだけど、可愛さと勢いでカバー(?)。彼は「やっちまった!」って顔するからすぐわかっちゃうんだよ。今回は赤のTシャツでした。赤も好きらしい。トマツ氏のタメに合わせてタイミングを測ってる姿とか好き。ギターをかき鳴らしてる時は大抵そっくり返って、鼻の下が伸びてるのだ。弾き方すっごい特徴あるので、彼だけ見ててもかなり楽しいと思う。

ベースが、今回もまた、超良い!!!川村さんは他の4人ほどアクションが派手ではないのだけど、やってる事は超派手でしょ。カズタケ君の後ろでちゃんと全体を見てるんだね。結構客席も見てる。腹立つくらい足長いし・・。チョッパービシバシかましてるから見入ってしまったよ。見てるだけで手がつりそうだ。弾いてるときに首をネック側にクッと傾ける癖があるみたいよ。トマツ氏が深くお辞儀をしたときに川村さんも一緒にお辞儀をしてて、でも横目でトマツさんが頭上げるタイミングを伺ってたのがみょ〜〜〜に可愛かったのだー。「エナジーマン」のイントロ好きなのね。「スパイダー」もイカス!って感じ!

カズタケ君も超ノリノリで踊ってた。トマツ氏にアメリカ帰りの事を突っ込まれていたが(3月末に1週間ロスに行ってたのだ)、まだ彼にはうまく絡めないらしい。トマツ氏のトークについていこうとすることの方が無謀だと思うけどな。だって止めど無いんだもの。掴み所が無いとも言う・・。
カズタケ君の音で「目印〜」聴けて嬉しいっす。ライブで聴いたことなかったんでずっと聴きたかったの。やったー!って感じっす。一本筋の通った音出してるんでとても好きなのです。一見なーんかフニャフニャしたただのにーちゃんなのになー、剃刀みたく尖った音も、春風のように柔らかな音も、あの指先から生まれてくるのかと思うと不思議な気もする。
流石に1部のラストでは後半の進行を考えてか、キーボードに飛び乗らなかったね。いつもぶっ壊して帰ってくもんな。ここで音が出なくなったら台無しだよね〜〜。まったく毎度無茶をする・・。

1部のラストは「夕暮れに沈め!」・・早い!テンポが早いよ!よくこのスピードで演奏できるなー。突っ走ってる感じはメチャメチャ好きだけどね〜。
ほんで、トマツ氏の去り際のセリフが「また来週」。わはは。

休憩を挟んで、わしらも少し休んでから2部はトマツ氏の弾き語りからスタート。どこの馬の骨ともわからない男の元に嫁いで行く姉さんに、幸せになってくれ、と切実に歌い上げる。やっぱ長い・・。ここで終わるか・・と思うと終わらないし。ちょっと良い歌なのに、笑えちゃうんだよ。困ったものだよ。
メンバーを一人ずつ呼び込んで、トマツ氏のギターの導入から「僕は煙」
魂抜けてくみたいな状況が目に浮かぶのね。さびしー感じからメロディが一転するとこがあるんですが、そこら辺のリズムの調子が好き。
トマツ氏、アキちゃん、ピーチさんは限定ミラクルマンTシャツシリアルナンバー付きに着替えて登場。特にトマツ氏はベージュのジーンズにはき替えて来てたので、立ち上がった瞬間から股間が気になって仕方なかったよ。いっつもチャック全開なので、いっつも目のやり場に困るのだ。今回、特にここのステージは、高さが微妙で、丁度目線が股間の高さなので、開いてると、ヤバイ!でもやっぱり開いてた!しゃがみこむとパックリ開いてしまって、きゃ〜〜!やめて〜〜!確信犯だから始末に悪いんだよ!この人は!
「MOVE ON」は絶対やってくれると思ったんだ。やっぱ春だし?この辺から客の方もキレ始めた?トマツ氏がグーパーしながらグルグル廻ってて、可笑しい、動きが。なんて言うか、言葉では説明できないよ(;^^;)
トマツ「この人(アキちゃん)70年代専門家って自分でいつも言ってますからね」
アキ「っていうかー、俺、70年生まれなんすよーッ」
噛み合ってないでしょ、ああ!・・と言いながらリップを塗るアキちゃんにまたまた大ウケ。
トマツ「普通こういうのは楽屋でやるだろう」
リップクリームって、わしなんかは年中無休で携帯してるからなあ。アキちゃんは唇舐める癖があるんじゃない?
今の季節でもリップを使ってる人が、客の中にもたくさんいるのを知って、トマツ氏は「アキちゃん、ごめんよ」と謝っておりました。
音が違ったとか、物が倒れたとかは大体アキちゃんのせいにされてしまうそうだけど、「本当の時あるからね」と言うのがアキちゃんの言い分・・。
レコ発と言えど、もしかして新曲入れてくるんじゃないの〜?とちらっと話してたんだけど本当に入れて来たよ。「さよならBABY」曲名がベタで大変よろしい。リズムが軽快でノリやすい。別れの歌だけど・・。また名曲を生み出してしまいましたね。
本編のラストは「怒りをこめて土下座しろ」♪ラララララララ〜の絶叫コーラスに絡むベースのラインが好きなのだ〜。
2部の方は、本当に新旧取り混ぜて、ミラクルマンのルーツまで溯ったような構成で面白かった。
「目印」ギターがないてて、かっこいい!「笹舟一浪太」のあたりで、トマツ氏のチャックが全開状態に・・。しゃがみこむとパックリいっちゃって、ヤバイ!激ウケだよ〜〜。と言って凝視もできないし、この状況どうすりゃいいんだって感じでしたー。♪どうぞ このひとときが ぼくらの最高の思い出になりますように・・「思い出」は名曲です。マジ泣けるんだ。心にしっかと刻み込まれたよ。
「ストロング・ラブ」のピーチさんの雄叫び好きよ〜。好き好き〜〜!!
最後はステージ上全員ぶっ壊れ状態。カズタケ君、やっぱりキーボードに乗る!!ぶっ倒し、引き千切り、蹴る!そこまでするか〜〜^^; 楽器が可哀想だよ〜〜。しっかし毎回ぶっ壊しちゃあ、その度に直してるのだからご苦労様なことです。
グアーっとノイズを撒き散らして、そして演奏が終わるととっとと引っ込んじゃう。この潔さが堪らないんだわ。
もう中盤から汗だくで、サンダルなもんで足は痛くて、声は枯れちゃって大変なことですよ。

でもってすかさずアンコールね。イベントだとトリでない限りアンコールってなかなかできないじゃない。今回ワンマンですからね。しますよ、アンコール。しましたよ、アンコール。
心配なのはカズタケ君に押し倒されたキーボード。どうやら音が出るようだ。出なかったらどうするんだったのかな?本人曰く「さすがローランド」・・おいおい、いいのか、それは!許されるのか!?彼のパフォーマンスは大好きなのだけど、やっぱちょっと可哀想だよー。
ピーチさんの人柄あふれたMCあり。スペースシャワーTVの「ボニータ」という音楽番組で、インディーズのバンド紹介するコーナーに出たんだけど、その時のラップ調の絡みネタをやってくれ、と客側から声が上がるが、ピーチさんは断固としてやってくれなかったのだ。
アンコールが一番盛り上がったかも!?静かなキーボードのイントロから「明日へしか行けない」ここのとこのカズタケ君、メチャメチャいかしてます。そうなんだよ!明日へしか行けないんだよ!♪ワ〜ワワ〜 とトマツ氏が腕を振るのに合わせて一緒に振ってみました。楽しかった。歌詞を間違えたトマツ氏が「あっ」って感じだったのが可笑しかったのだ。
この後が超爆笑だったのだけど・・^^;
トマツ「アキちゃん笑ってみて」
アキ「はははー」
↑これが、お見せできないのが残念なほど、アホな笑いだったの〜〜(;^^;)
嗚呼、もう、やっぱアキちゃんだ〜〜〜!
そして問題の発言はまだ続く。
トマツ「アキちゃん、一に笑顔、二に笑顔、三、四を抜かして、五に?五になんですか?アキちゃん」
あき「え?スパイダー?」
ああ〜〜〜。アキちゃ〜〜〜ん!!
トマツ「その自己流の勝手な格言は一体ナンなんだ。五に笑顔でしょう。自己流過ぎるよ」
ピーチさんが、「あ〜〜〜!やっちまったよ〜〜」ってな感じの顔してんのが目に入ってメチャメチャ笑ってしまった。川村さんもカズタケ君も「あーあ」って顔しててスゲー可笑しい。だから、アキちゃんに振るのが間違ってるんだって。でもその天然のところがまた良い味なのよね〜。トマツ氏も、アキちゃんに喋らせたい気持ちと喋らせたくない気持ちが共存してるらしいので。面白いんだけどフォローしきれないとこがあるもんね。
まあ、この「スパイダー」が凄かったよ。イントロから痺れちゃうよ。かっこいい!しかし、そんなこともリセットされてしまうような事が起こった。
いきなり、♪彼は、脱ぎまくる〜!!!
と、歌いながら、トマツ氏、脱ぐ!
ズボンを下ろしてブリーフ丸出しだ〜〜!キャー!乙女の目の前でなんてハレンチな〜〜!!
前回の時に、「次回は全部出すから」と言っていたのはまるきり嘘ではなかったのかー!くぅっ!腹の皮よじれる〜(;^^;)
しかし、下に穿いててくれてよかったよ。もしかしたらノーパンかもしれないって不安も拭い切れないでいたからねえ。
嗚呼!もう!いや〜ん!デス。露出狂なのか!?トマツ氏!?初めて見た人は退くんじゃないかなあ〜、と心配ですよ、わしは。普段の彼はステージで転げまわってる人とは別人だと思うよ。
まったくもってビックリしたのだ。
「俺のこと紹介してよ」とトマツ氏がマイクを渡した、最前で奇声を発していた人物はトマツ氏のお友達のニーネの大塚氏です。アキちゃんに向かって「中居く〜ん」と言ってたのも大塚氏です。確かにアキちゃんはちょっとSMAPの中居ちゃんに似ているのだ。因みに、トマツ氏曰く、ピーチさんは髪伸ばすと「森田健作」だそうです。「伸ばすといけるんだ」とは本人談。それから少女隊のミホにも似てる(自称)って?よくわからないけど?
トマツ氏は、カズタケ君を紹介するときは「鍵盤!」と言うのね。うん、確かに鍵盤だ。
アンコールの最後は勢いに乗って「幸せニッポンかたつむり」
カズタケ君は、これでもかとばかりに楽器にのしかかってるしー、アキちゃんメチャメチャエキサイトしてるしー、ピーチさんラストスパートだしー、トマツ氏もうわけわかんないことになってるしー、川村さんが堅実なのが救い。全員壊れたら怖いって。
そして、演奏が終わると、いつもの如くスタスタと帰ってしまうのだ。
再度アンコールがかかるが、SEが流れ出し、断念。もう一回くらいやってくれてもよかったのにな。

いや、でも、疲れた!足がビリビリっす。汗だくだし。でも楽しかった!だんだんとボルテージが上がってくのがわかったもの。アルバムの曲もやらなかったのがあったので、ライブで聴いてみたいっす。「リビング」とか、しっとりいい感じじゃないかと思うのですが?後、個人的に「ウブラブ」聴きたい。
トマツ氏のチャック全開に慣れてきた自分も怖いけど〜、また行きたいっす。ミラクルマンは体験して初めて実感できるバンドなのです。

SET LIST
1部:俺はミラクルマン/ザ・サンシャイン/悔やんで詫びればすべてよし/あなたしか、みえない/奥多摩湖/太陽時代/エナジーマン/根なし草/夕暮れに沈め!
2部:ウマノホネ/僕は煙/春のMOVE ON/目印がなけりゃ意味ないね/笹舟一浪太/思い出/さよならBABY(新曲)/ストロング・ラブ/怒りをこめて土下座しろ
en.明日へしか行けない/スパイダー/幸せニッポンかたつむり

by kenya 1999/4/11

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kenya777