ニーネを生で聴くのは2度目。1度はスタンド祭り@新宿JAMだった。 ボーカル&ギターの大塚君がミラクルマンのトマツ氏とかなり仲が良いので、ライブ以外で彼に遭遇することが多くてですね、やっぱ行きたいな、と思って。GWだし、次の予定は合わせられるかわからないから金のあるうちに行くか、ということになって、行ってきました。 DM葉書に地図が載ってたんだけど、場所が全然わからなくて、パワステ・JAMの方まで行っちゃうと行き過ぎで、もっとずーっと手前の靖国通り寄りの、花園神社のホント脇でした。ホント路地なんよ。スゴイ行ったり来たりしちゃって、挙げ句にハコに電話して場所聞いた^^; スタート遅くて、みかりんとぱっつんと3人で長いこと外で時間を潰した。オマケに生憎の雨。辿り着く前にちょっと帰りたい気持ちになってしまった。 オープンも遅れてて、時間見計らって行ったらまだリハもやってないとかいう状態でしたよ。結局、次の日は仕事だし、遅くなると帰れないからニーネだけ聴いて帰らしていただきました。 ニーネは一番。機材の調子が悪いのか、セッティングに時間がかかる。大塚君がドラムセットの中にギター抱えたまま座って、流れてくる曲に合わせてスティックを振るっていた。どうやらアンプから音が出ないらしい。大丈夫なのかー?21:30スタートの予定が20分くらいは押したかもしれない。 何曲やったのかな。覚えてないけどメチャメチャ大塚君のギターが炸裂してた。あの人は楽器持つと人が変わる性格なのか。普段と歌ってるときって全然違うね。見た目コンパクトなんだけど、左利きのギターがうねってて、何だか凄い。歌はもうちょっとネ。設備の所為かわかんないけどなに歌ってるのかあんまし聴き取れないんだもん。ベースの平野さん、職人て感じ。割と好きなタイプのスタイルです。大塚君と並ぶからか、デカイ。ドラムの定行さん、安定してる。轟音ギターに引きずられることなく、と言うか、リズムに巧くギターが乗ってるんだろうな。しかしギターソロ長いぞ。 MCがまたとぼけてたけど。下ネタばっか話すらしいので「大塚下ネタ」と呼ばれるとか。見掛けによらずエロいのだ。後、彼はホントに凄くマメなのだけど(DM見ると凄いよ!)家を出るときにガス消したかとか心配になって何度も確かめてしまうそうな。それはマメと言うより心配性だろう、と思うけどな。 音は激しいんだけど詞は叙情的。彼も結構詩人なのだ。「君が好きだ」ということはよくわかったゾ。 今度見るときはもうちょっと早い時間で、音響のいいとこがいいなあ。わし、昼間は宝塚で(またハシゴかい!)、前日はオール状態で肉体的にキツイ状態でございまして、いやいや、完璧にわし側の調整ミスで、言い訳なんだが、異様に音もでかくて(DJもな)頭クラクラしちゃったのだわ。話そうにも声が聞こえん。疲れてるときは何やってもダメだってよくわかったよー。ごめんよ、大塚君。 by kenya 1999/5/15
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そぼ降る雨の中、新宿のタワレコを後にしたわしらは小田急線で一路下北沢へ直行なのです。 サンフラとホーボーは音源だけ聴いててライブ見たことがなかったのでメチャメチャ楽しみにしてました。早く着き過ぎてしまったみたいで、一番乗りで会場入り。壁に寄せられてるテーブルをわざわざ持って来て、カミ手最前で待機となりました。
トップはSunflowerさん。デモテープを聴いて音にハマっていたので本当にワクワクだった。なんて演奏のシッカリしたバンドなんでしょう。ギターのコイケさんは、実は肺に穴が開いて入院してたんですね。今回のライブも参加が危ぶまれてて、ギターのオーディション3人くらいした、とか冗談ともつかぬ口調でベースのクリタさんが言ってたけど、見たところ至って元気そうでした。よかった。ボーカルのオキツさんの声がいいんです。ポップで伸びのある声です。MCが何とも言えない味があって可笑しいんですわ。「ひとり暮らし」は何度聴いても身につまされる。特に ♪ごはんはあるけどおかずがなくてツライ〜 なんてトコはわしの生活そのまんまですな!一人暮らしって「その日暮らし」なんだよねえ。そんな親近感も好きです。聞きながら思わず頷いてしまう人も少なくないはずだ!新曲もいい感じだった。好き。一番新しい曲と言ってたかな?曲名がわからないんだけど、 ♪君は窓を開けて風を誘う という歌詞で、メロディーライン共、美しい楽曲だと思った。新緑と五月の風のイメージなんだけど、どうかな??次の機会にも是非聴きたいと思った。名曲デス。「なぎさ〜」と続けて聴いたら、ちょいとGSっぽいな、と感じた。
CDが出る予定らしいです。ガレージレコードのコンビレーションCDに参加するんだと思います。楽しみね!
メンバー年齢が若くて驚いた。クリタさん、23才だって?落ち着いて見えますねえ^^;
曲名がわからないところはクリタさんに教えていただきました。クリタさん、ありがとう!
続いてミラクルマン。
初っ端からいきなり新曲「さよならBABY」これはかなり「売れ筋」クサイ曲だと思うんですけど。「涙あふれ何も見えない」ほど悲しい別れをこんな爆裂して歌われちゃあね、どうしろっちゅーんじゃいって気もしますが〜?
ピーチさんがメチャメチャ楽しそうでした。なんだかニカニカしながら叩いてるんだもん。つられて笑っちゃうっての。どっか間違っちゃったのか、何度か舌を出してましたねー。表情が可愛いんだよ〜ん。なんだか飛び跳ねてました。帽子被ってるの、だんだん前にずり落ちて来て、結局取っちゃってましたね。
特によかった事と言えば、トマツさんのジーパンのチャックが開いてなかったことと、カズタケ君のキーボードが立ったまま終わったことですかね。そりゃそれで寂しい気がするのはワガママかしら?
トマツさんのギターで弾き語り風から入ってく「僕は煙」はカッコイイです。「弾き慣れないギターを持つとステージが揺れる」と言ってましたが?楽屋で「冬のリビエラ」弾いてたそうですよ。カズタケ君が「コードの進み方とか好きでしょ」とツッコンでました。(笑)転調好きなのだそうです。
今回のリストを見て特に思ったことは、「さよなら」&「旅立ち」がテーマなのかな?ってとこなんだけど、「目印」と「チェケラ」以外、全部別れてないかー?これは意図した選曲なんだろうかねえ。たまたま?思い過ごし?お馴染みの曲でもあるけど「ストロング・ラブ」は今回特にハードな印象を受けた。言葉の圧力がビンビン伝わってくる感じだった。久々の曲あり、わしがライブで初めて聴く曲もあり、何回か聴いてる曲でもアレンジに変化を感じたり、と、わし的にはなかなかに刺激的なライブでした。おざなりにならないところ、マンネリにならないところがミラクルマンを好きな理由だし、やめられない理由かな、とか思うし。次を見逃しちゃったら一生後悔するんじゃないかって気がするんよね、なんでか。それほどに魅力的です。はい。(書いてて恥ずかしー!)
トマツさんとホーボーのボーカルのカクトウさんとは10年来の友達だそうです。「眉毛は濃いけど優しい」と言ってましたが、見たら本当に眉毛濃かった。また、彼のことを「燃太郎(ねんたろう)」と呼んでいる、とも(?)。男前ですよ。 SET LIST
トリは勿論、今回の主役!THE ホーボーランドの登場でっす。
でも3つとも凄く良いバンドで、なんだか超来てよかった〜って思った。お得だ!お得過ぎる!どれもこれも素晴らしかったが、途中休む間もないほど興奮してたのでべらぼうに疲れた。サンダル履いてかなくて大正解。同じ5人編成でキーボード入りのバンドで、聴き比べってのでもないけど面白かった。音の絡み具合とか、やっぱ広がるよねえ。鍵盤もいいなあ、なんて思ってしまいました(浮気者・・)。お金がなくてホーボーのCD買えなかったよー。折角のレコ発なのに。ミラクルマンTシャツも、また買えなかった。いつになったら買えるのか〜(T^T) by kenya 1999/4/22
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チラシ見まして。整理券貰えば無料だと言うので、え?スタンド?スクービードゥー?只聴きできるの?行くよ、そりゃあ。久々にのんびりしようかな、なんて思ってた日曜の午後。予定入れすぎだよ!と言われながらも入れてしまいました。だってお金かからないんだもーん。終わってから下北行っても間に合うし。 生憎の雨で、屋上イベントスペースでのライブの予定が"屋内ジャンボリー"になってしまった。小雨決行とのことだったので、傘差して見るのもなんだなー、と思っておりましたので、早い段階での決断が嬉しかったです。行ったらもう店内でリハやってたからね。まさかそこでやるとは思わなかったので、別のインストアイベントも組まれてるのかと思った。そうだよ。インストアイベントなんだよね、要は。場所も、7Fのいつもインストアやるとこだし。CDを発表したばかりの、タワレコイチオシのバンドを集めたってことだったんで、集団インストアライブ拡張版てな感じだったのかな。 整理券出した割には囲いの中も別にギューギューでもないし、店内ディスプレイに演奏が映し出されてもいたし(カメラワークは・・・だったが、しょうがないね。固定カメラを任意に動かしていたらしいので)、ただで見ちゃって悪いよなー、ホント、てな気持ちだった。
最初にspookieとmwandishi(ムワンディシと読むらしい)。大学の仲間かなにかで結成されたバンドらしいです。続けて出て、ベースの人とかダブってたから。spookieの方はボーカルが女性でした。声が細いのかマイクが悪いのか、歌は殆ど聴き取れなかった。音のバランスが悪い?ベースの音が無闇にデカク聞こえる。音楽はふわふわとした印象。わし向きではないと思われた。続けてmwandishi。ストリート系の、髪を染めたお兄ちゃんがボーカル。やっぱり歌が聞こえない。マイクもっと上げられないのかな〜、と思ってしまったよ。曲は、美しいが流れ続ける水のようだ。間奏が長い。その間、お兄ちゃんは踊っているのだ。
east womanさん。西の女?よくわからんがメンバーは男の人ばっかでした。お初でございましたが結構気に入った。うまく言えないけど・・、最近のわしのお気に入り系列。うわー、余計わからんちゅーの。ボーカルは民生君ぽいかな、と思った。顔が似てるとかじゃないけど。たま〜〜に目がイっちゃっててちょっと怖い・・。アンケート書いたら帰りにデモテープくれた。4/20の恋メロに出ると言ってて、絶対行けないライブだったので、ここで只聴きできてラッキー、と思ったよ。 リボルバー/ヨロコビの唄/ロボアンプ/カビン/ジプシーリズム/セルフスピード/以上6曲
スタンドさん。1月のスタンド祭り@JAM以来の2度目。店内明るかったので、不思議な感じ。暗いところでみたいなあ、と思った。絶対暗いハコ向き。
スクービードゥーさん。ずっと聴きたかったんだけど。お初。 最後はbiscuit fanさん。唯一メジャーなのかな。ポップで聴きやすいとは思うのだが、イマイチ印象が薄い。スッキリしすぎてる、というか、どこにでもありそうな感じで勿体無い。メンバー若そうだな、と思った。わしの好みに合わないだけで、好きな人はたくさんいると思います。 by kenya 1999/4/22
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待ちに待ったレコ発ワンマン!今年に入ってから、本当に長いこと待った気がする。アルバム買ってからずーっと聴き倒してて、なんだか本当に、もう、どうしよ〜〜〜!!てな感じで、ライブの何日か前から馬鹿みたく興奮状態が続いていたのでした。なんと言ってもワンマンだもの。最初から最後までミラクルマン一色。嗚呼、夢のよう。イベントだと精々が6〜7曲、やって40分てとこだから、それが倍になるだけでもかなり美味しい。
わしもとてつもない気合で臨んでしまいました。その鼻息の荒さったらないよ。たまにはキレイな恰好もしてかなきゃねー、と思って、なんとスカートはいて行っちゃいました。しかも膝出し。オマケに足元はサンダル。カメラやらテレコやらいろんな機材抱えて行ったので荷物の量も半端じゃなかったし、なんだか行っただけで体力の8割方消耗してしまったみたいです。
18時半頃に入場すると、まだ中は人も少なくて落ち着いた雰囲気。奥でDUB-Oさんが皿を廻してる。日本のロック特集らしい。いい感じ。
客電が落ちてSEが流れ始める。「俺たちのプレリュード」をサンプリングしたのを曲に絡めてあるの?怖い〜〜。♪お〜れたちの〜プレリュ〜ド・・お〜れたちの〜プレリュード〜〜って延々と続く。怖い〜〜。洗脳されそうだ!!
相変わらずピーチコール多し。彼曰く「ミラクルマンで一番モテる男だから」カッコイイよー、ピーチさん。同性にモテる人って素敵だと思うな。アロハ着てて、ちょっとチンピラ風だった^^;頭丸めてるし、見た目怖そうなんだけど実はシャイで上がり性で、気持ちの良いお兄ちゃんです。叩いてるときの姿がまた、良い。「全力疾走」な感じなのだ。マラソンでラストスパートかけてる人みたいな顔で叩いてるのだ。「あなたしか、みえない」はピーチさんのかすれたコーラスの入るライブ版が好き。ライブ後半、全身で叩き付けたとき、バーっと汗が散ったのね。ひや〜〜、かっちょい〜〜。
トマツ氏の歌は魂の叫びだ。マイクを両手で絞り込み、覆い被さるようにして歌う。時には座り込み、転げまわり、アキちゃんやカズタケ君にちょっかいを出し、全身からえもいわれぬオーラを発散してる。とにかくじっとしていない。檻の中の熊みたいに前後左右に絶えず動きまわっているので、撮ってるとすぐにフレームアウトしちゃうんだよ。本人も言ってたけどMCはちょっと固めでした。「あなたしか、みえない」と「思い出」で涙出そうになった。
アキちゃんのギターは大炸裂。機材の調子が悪そうだったところもあったけど、ギュイギュイいってたよー。「悔やんで詫びれば」のギターよかったなー。「根なし草」のギターもよかった。これはかなり古い曲らしいです。飛び跳ねるし、モニターに乗るし、挙げ句に天井の管にぶら下がったからね。壊しても怖いし、落ちて怪我しても洒落にならんちゅーの。「おや?」って思うような音出してたとこもあったんだけど、可愛さと勢いでカバー(?)。彼は「やっちまった!」って顔するからすぐわかっちゃうんだよ。今回は赤のTシャツでした。赤も好きらしい。トマツ氏のタメに合わせてタイミングを測ってる姿とか好き。ギターをかき鳴らしてる時は大抵そっくり返って、鼻の下が伸びてるのだ。弾き方すっごい特徴あるので、彼だけ見ててもかなり楽しいと思う。
ベースが、今回もまた、超良い!!!川村さんは他の4人ほどアクションが派手ではないのだけど、やってる事は超派手でしょ。カズタケ君の後ろでちゃんと全体を見てるんだね。結構客席も見てる。腹立つくらい足長いし・・。チョッパービシバシかましてるから見入ってしまったよ。見てるだけで手がつりそうだ。弾いてるときに首をネック側にクッと傾ける癖があるみたいよ。トマツ氏が深くお辞儀をしたときに川村さんも一緒にお辞儀をしてて、でも横目でトマツさんが頭上げるタイミングを伺ってたのがみょ〜〜〜に可愛かったのだー。「エナジーマン」のイントロ好きなのね。「スパイダー」もイカス!って感じ!
カズタケ君も超ノリノリで踊ってた。トマツ氏にアメリカ帰りの事を突っ込まれていたが(3月末に1週間ロスに行ってたのだ)、まだ彼にはうまく絡めないらしい。トマツ氏のトークについていこうとすることの方が無謀だと思うけどな。だって止めど無いんだもの。掴み所が無いとも言う・・。
1部のラストは「夕暮れに沈め!」・・早い!テンポが早いよ!よくこのスピードで演奏できるなー。突っ走ってる感じはメチャメチャ好きだけどね〜。
休憩を挟んで、わしらも少し休んでから2部はトマツ氏の弾き語りからスタート。どこの馬の骨ともわからない男の元に嫁いで行く姉さんに、幸せになってくれ、と切実に歌い上げる。やっぱ長い・・。ここで終わるか・・と思うと終わらないし。ちょっと良い歌なのに、笑えちゃうんだよ。困ったものだよ。
でもってすかさずアンコールね。イベントだとトリでない限りアンコールってなかなかできないじゃない。今回ワンマンですからね。しますよ、アンコール。しましたよ、アンコール。
いや、でも、疲れた!足がビリビリっす。汗だくだし。でも楽しかった!だんだんとボルテージが上がってくのがわかったもの。アルバムの曲もやらなかったのがあったので、ライブで聴いてみたいっす。「リビング」とか、しっとりいい感じじゃないかと思うのですが?後、個人的に「ウブラブ」聴きたい。
by kenya 1999/4/11
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