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99/5/5(水)
「恋のメロメロ大捜査線 Vol.5」 at 下北沢ガレージ

コール天/ハックルベリーフィン/The Sunny/メロディオンズ

ビバ!恋メロ初参加!
何と言っても無事この日を迎えられて嬉しい。ガレージだし、GW最後だし。晴れたし^^; 前日の雨が嘘のようだ!んもー、4日は日比谷野音だもの、大雨の中。日が逆だったらよかったのに。と、思わなくもなく。
みかりんがめでたく超可愛いエレアコをゲットし、その足で下北へ直行となったわけだ。

そもそもミラクルマン繋がりでその名を知ることとなったメロディオンズとコール天。ネットや別のバンドのライブでばかり遭遇し、なかなか演奏しているのを見る機会がなかったのだ。前回の恋メロも、終わった頃下北到着だったので、かなりぶん殴りモノでございました。スゴイ昔からの知り合いのような気がしちゃうところが怖いっすよ。実際、全然そんなことないです。そんな気がしちゃうほどフレンドリーなんだよってことですよ。

いつものように(?)入ってすぐにテーブルを勝手に持って来てセッティングしちゃう。いろいろ物置いたりねえ、あると便利なのよ。と言うかあるのに慣れちゃった体には無いとダメ。麻薬に似てる(そんなことはない)。できれば椅子も欲しいところだが、そこは我慢。場所はカミ手のフロント付近。なんだか見やすいよ、ここ。客の入りはまずまず。凄いな、メロディオンズ。ずっと頭上を流れて行く曲がメチャメチャ怪しい。恋メロっていつもこうなのか。とにかく今日見るのは全部初めてなのでドキドキする。

■トップバッター、コール天。いえい!
司会はダーリンハニー。どっちがダーリン?どっちがハニー?わかんないけど、恋メロでは毎回司会をして下さってるらしいお笑いのふたり組です。メンバーがセッティングをしている間、メンバー紹介だとか、事前に仕入れたアンケートをネタに繋いでくれるのだ。こーいうのって面白いな。飽きないもん。しかしトイレに行きにくいかも。強行してもいいだろうが、トイレの中で「ああ、ダーリンハニー見たいよ〜」なんて焦ってるのもかなりマヌケか?5月5日、子供の日ってことで小学生や幼稚園児が被ってる黄色い帽子を被ってたよ?
イエーイ!って大声出して腕を振り上げたら、この辺はコール天エリアになってしまったらしい。初めてライブ見るけどちゃんとコール天ファンなんだぜ。「どういう所が好きなの?」とダーリンハニーに聞かれて「全部!」と答えたわしでいっす。そしたら「臀部?臀部が好きなの?」と言われてしまった。そりゃテラオ君のお尻とか好きよ。すっきりスリムで。噂通りお花をお尻のポッケに差してるわ(話しに聞くところ毎回買っているらしいゾ)。しかしバンドを捕まえてケツが好きなんて言うオンナはいねーぞ、おい!
GW中したこと、ドラムのアマノ君→「家族サービス」、ベースの長太郎さん→「寝た!」もったいないですねー、と言われていた。ボーカルのテラオ君→「ハッスル!」(謎)。職業は、アマノ君と長さんは会社員さんなんですが、テラオ君の「俺業」ってのにわしはメチャウケしたぞ。さすがテラオ君。バンド結成の経緯も、何言ってんだかだったよ。なんでも、ドラムとベースが河原で大喧嘩。「お前のパンチ、効いたぜ」ノビてるところに通りかかったボーカルが「お前らのそのエネルギーを活かしてみないか」・・て誰だよ、これ書いたんは。ウソこけー。ヒー!腹の皮よじれるー!ドあたまからこんなに飛ばしてて、俺は最後まで持つのだろうか、そんな不安も抱えつつ、コール天のステージは始まったのダ。

一曲目「うわの空」うわーい、好き。初めて聴いたコール天ソングなので、初ライブの一発目で聴けて超感激だっ。ちーにはじめてテープを借りたのいつだったかな。「とりあえず聴いてみて」と言われ何気に聴いたのだった。最初にテープを聴いたときには「ボーカルの声聞こえねえな」とか思ってたんだけど、何度か聴き重ねていくうちにクセになってね、お散歩しながら 君のはなし〜も〜まるでうわの空だった〜♪なんて口ずさんじゃったりして、結構はまってるじゃん、俺、状態でしたので。
選曲は、どれも好きー。既にコール天モード?

特筆すべきは、テラオヒトシ、初めてステージで弦を切る!なんだか初めて聴きに来て貴重なもの見せていただいたなあ、とう気持ちで、思わず写真バシバシ撮っちゃいましたよ。内心メチャメチャ焦ってるんだろうけど、それをひとつの出し物のようにわしらを楽しませてくれた(なんか違う?)のには脱帽ですな。心配して、ちょっと手を貸しに来てくれる長さんがステキー。「ダメヨダメヨと言いつつどんどん巻かれていくワタシー」などと言ってる姿がなんとも言えんよ、テラオ君。しかし、ここの喋りは可笑しかった。彼ってちょっと舌足らずな喋りなんだけど、それが何ともいい感じで可愛くて。男の人って「カワイイ」と言われると嫌みたいだけど、やっぱカワイイって感じなのだよね。今日はカッコイイ路線で行こうと思ったのに1弦のおかげで台無しになってしまい、1弦に対して怒ってました。面白いわ、この人。
これが「昼間の恋人達」の終わり辺だったのだけど、この曲も最初に聴いたのがテープで、テラオ君の弾き語りバージョンのものでした。今回はテンポが少しハシリ気味?これでいいのかな。わし的にはもうちょっと押さえ気味の方が聴きやすいし、バランスがよいのではないかと思ったけど。リズムがもたついてる感じのところが何個所かあったのが気になる。ベースとドラムが噛み合ってなくて、全体的にギターに引きずられているように感じた。しかしそんなマイナス面を差し置いてもこの曲は好きだ。テラオ君の歌を聴いてると恋をしたくなる。

この日一番グッときたのが「光のイメージ」最も新しい曲とのことですが。アンケートにも書いたし結構いろんな人に言ってるのだけど、わしは、聴きながらテラオ君に恋してしまいそうになったよ。彼をじっとみつめながら聴き入っていたからかもしれない。ストレートな彼の言葉が、マジ最短距離で、ダイレクトにハートを直撃して、グワッと鷲づかみにされたような、そんな感じ。泣きそうだったもん。ホントに涙出るかと思ったもん。ヤバイヤバイ。気を付けろ(?)。コーラスも好きだし、ベースの絡み具合もわしの好みなんだわー。

長さんのベース、渋くてカッコイイ。フォームもわし好みで。にわかファン急増中。顎にヒゲ生やしてるよ。わあお。決まるなあ。ガム噛んでるのが嫌味じゃないぞ。いかん、惚れたか!?以前別のバンドで(もう名前も忘れたが)ガム噛んでる人がいて(若造だったが)、ちょっと嫌な感じだったのよ。長さんはそれを感じなかったので。人徳か?いや、自分の嫌いなことを許せるようならかなりキテルぞ。大丈夫か、わし?自分を見失わないようにね!

どれもよかったんだけどね、一曲ずつ書いてるとキリがないので、気になった人は一度ライブに行こう。このバンドを言葉で説明するのは難しい。
アマノ君は叩いてるときの顔が魚みたい、と言われるらしいが、いい顔して叩いてるよ。仕事してるーって、オトコの顔じゃん。頑張れ、アマノ。
全体的に、おや?あれれ?って思うところはいくつかあって、う〜〜〜〜〜〜ん?でした。ごめん。演奏はもうちょっとがんばれ、という印象です。テラオ君のボーカルがきつい。でも、それってもっともっと行けるってことだと思うのだ。テラオ君の歌のヘタウマなところって彼にしか出せない味だし、とは言うもののもうちょっと頑張って欲しい。演奏の巧いバンドなんて他にいくらでもいるけど、心に響くバンドってそういないもの。完成されちゃってる音なんてつまらない。先が楽しみなバンドだよ、コール天。わし、次・・は無理かなあ、でもその次は絶対行くよ。必ず心に何かが芽生えます。保証するぜい。

SET LIST
うわの空/フラフラ/昼間の恋人達/偶然会いましょう/光のイメージ/地上/以上6曲

■続いてハックルベリーフィン
こちらも3ピース。ボーカル&ギターの佐久間君は可愛いのだ。声も好き。顔がほんのちょーーーーっとだけロンブーの淳に似てると思ったけど、思ったのはわしだけだったらしい。ベースとドラムは山口兄弟。いいよね、兄弟でバンドできるって。幼なじみだそうですよ。

さわやかな楽曲で、いい感じなのだ。演奏上手い。安心して聞ける。バンド名は前から聞いてたんだけど、見るのは初。よかったー。ひとり暮らしを歌った「影法師」という歌がよかった。「アクロバット」も好きな感じ。「冒険」というCDも出てます。ゆずっぽい?いや、違うな。でもあれ系が好きな人なら好きかもよ。わし聞いててはまりそうだったもん。ちょっと懐かしっぽい、と言うか郷愁をそそる感じで。胸にキュンとくるっすよー。曲が凄く馴染みやすいのよね。

佐久間君は今日の為に髪の毛を切ってきたらしいです。美容院で髪染めてもらったらラスカルみたいになっちゃって、更に上から濃い色を入れたそう・・。大変だ〜。

The Sunny from大阪ー!
ボーカルのヒデキさんが阿部寛似(と思ったのもやっぱりわしだけかー?)でカッコイイんじゃー。メンバーは元々大学の同級生だそうです。サポートギターがなんとセロファンのニシイケさん。なんでもギターの人、バンド抜けるらしいのですが、よし、最後の東京!とか言ってたら盲腸で入院しちゃったらしい。それを知ったのもおとといとか。たまたまセロファンがオフだったのでお願いしたらしい。それと、サポートキーボード、ワッキーさんfromトラボルタ!どちらも大学の先輩だそうです。
「どう仲が悪いのか?」という質問に「マジで仲悪いので聞かないでくれ」と。本当かー?まったく〜。ここを聞いて欲しい、というポイントは「時代を無視したところ」(?)だそうです。

ギターが違うとどう印象が違うだろう、と考えながら聴いてた。やっぱセンス違うとさ、耳触りが違うと思うので。
ワッキーさんはメチャメチャ踊ってた。キーボーディストってみんな踊るのか?ミラクルマンのカズタケ君を思い出したよ。
ヒデキさんは結構顔が濃い系なんですが想像したより声が高くて意外な感じ。

ツアーバンドは大変そうですが、忘れないでね、と言われても、次に見れるはいつだろう?東京に来るときはとりあえずDM下さい。いいギターが見つかるといいんだが。演奏がいい感じだったのでまた見たいんだけど。「五番街のあのひと」という曲がよかったな。最後にやったニシイケさんがどうしてもやりたいと言った(?)曲が、勢いがあって好き。みんなで楽しくやれる感じ。
喋りが面白かった。やはり関西発だからなのか?どうなのか?

■そしてトリは主催のメロディオンズ
テープが2本出てるのですが、両方買って、ちゃんと予習もしてきたワタクシ。とにかく、意味も無くメロ板に出没したり、いろんなとこで無闇に顔合わせてる割にライブ初体験ですから。各諸氏、お許しを〜〜。
ところでスミさんノーパンだってのは本当ですか?

BGMが頭を廻る・・。どういう心構えで見たらいいんだか皆目見当がつかん。フロントはカミ手からギター、藁谷雅人、通称アニ。ボーカルは弟の佳人くん、シモ手にベースのスミさん。ドラムが良太くん。
わしらはアニの正面にいたのだが、うわー、初メロ、こんなに衝撃とは思わなかった。濃い?濃いのか?濃いのだろう。60年代、っちゅーか、GSだわ。実はカミ手のスピーカー近くだったのでアニのギターしか覚えてないんよ。魂持ってかれそうな強烈ギターだったよ(我ながら意味不明)。なんだか、アニ、キャラもイッてるがギターもいい感じにイッてるわ。ねちっこくて、癖になる。しかし目のやり場に困るというか・・。スミさんのベースも結構粘っこいのよねー。なんだか不思議だ、メロディオンズ!ノックアウトされちゃって感想が言えないじゃないか。テープとは違うよって言われてたんだけど、本当に違うじゃないかあ。うわあ、騙されたー!いや、いい意味で、気持ちよく裏切られたってとこですかね。

曲は全部佳人くんが作ってるんだと思ったのですが、変な言い方になるかもしれんが、詞が可愛いんよね。そうだなあ、学園物の少女マンガの世界に近いか?爽やかでPOP。この年になって聴くと少々照れる。別れちゃうのとか、振られちゃうのとか多い気がするのは気のせい?一見ミスマッチ。しかし自然に体が動く。体験して初めてわかる、メロマジック。

MCも妙なノリで笑わせてもらったですよ。只今CDレコーディング中なんですが、なかなかうまい具合に進まないみたいですね。頑張れ。デキシード・ザ・エモンズのハッチ先生プロデュースで夏くらいかな(多分)。スタジオではスミさん→殺人医師、良太くん→皇室の人、アニ→監督、等と呼ばれてるらしいが(ハッチ先生がつけた)、アニは現場をガンガン仕切ってるようで、この日も「CDは俺が作る」と決意を新たに(?)する彼であった。

仲が噛み合ってない、と言いつつ、なんか、なんか、変な兄弟〜〜(^^ゞアヤシすぎる。しかし楽しい。困ったもんだ。兄弟でそんな顔近づけ合わないでくれ、怖いから。佳人くんは声が出切ってなかったように感じだが、調子はどうなのかなあ。

初聴きの中では「ブリッジ」とかよかったな。テープに入ってる曲で「君は何処へ」好きなので聴けて嬉しい。良太くんも歌っとります。声と歌い方可愛いよ。彼のドラムは安定してるので聴いてて安心。「Words of love」「うそつき女」はまんまGSじゃー。凄く懐かしい感じのサウンドで、コーラス奇麗に入っててよい。

最後まで小ネタで楽しませてくれて、ありがとう。
ラストの曲は「僕」。曲に入るまでに相当遊んでたよ。まったく、この人達は〜。わざわざ明かりを落としてもらって挙げ句、アニ「想像してごらん・・」何をじゃー!!アニ「恥ずかしいことしてやろうか〜〜」 ヒー!笑い死ぬ!やめちくりー!もういいよー、てな感じで足上げちゃってる良太くん見て更に笑うわし。
出だしの藁谷兄弟のハモリはアカペラで入るので、音外すときついかも。今回はギリギリでしょ。

最後まで客が凄いたくさん残ってて、よいイベントだったと思う。出演バンドも全部よかったし、やるじゃないか、メロディオンズ。
また行くよー。レコーディングも頑張れ〜(^_^)v


リストをガメてきた(^^ゞよい子は真似しないように・・。
by kenya 1999/5/16


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