錆びた扉

詞 権田たけし 曲 権田たけし

潮風の匂いに誘われ
君と過ごした浜辺で50's
割れたスピーカーから流れ出す
ビーチボーイズは「嘆きのメロディー」

砂浜に埋められた 恋のかけらを見つけてしまったよ

もうすぐあの夏の日が 思い出に変わってしまう
その前に もう一度だけでも
映画の主人公のように くちづけをかわせたら
錆びた扉を開くことができるかな

防波堤から聞こえる波音
さよならをかき消すのはEasy
鉄条網に引っかかったまんまの
脱ぎ忘れてしまった募る思い

砂に書きこむEメール
波にさらわれ 君の元へ届いてよ

もうすぐあの夏の日が 思い出に変わってしまう
行かないで もう少しだけでも
岸に上がった僕らの心を釣り上げたのなら
錆びた扉を開くことができるのに

ため息まじりにプカプカ(煙草ふかす)
陽射しが赤味を帯びて
段々 段々
切なくさせるよ

お星様のぼる前ならまだ間に合うかもしれない
伝えたい 百年越しでいいから
恋しくてたまらないのさ 君のこと愛してる
今すぐ迎えに行くから待っていて

もうすぐあの夏の日が 思い出に変わってしまう
もうすぐあの夏の日が 思い出に変わってしまう

錆びた扉を開くことができるかな



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'99/4のエレプロイベントでゴン兄が聴かせてくれた。好きなんだけどこれー。「思い出の渚」風味で。やらないかな、また。('00/10/30)