点滅信号

詞 羽原裕太郎 曲 プロペラ

人の流れに逆らいながら かけ上がったホーム
最終電車は 明日をあせるボクを残して
夜の闇へと消えて行った

握りしめていた切符とせわしさをズボンにねじこみ
重たい体 ベンチに預けた
今夜の行く先 ギターケースに問いかける

前後左右 全部 つき離された気分
前後左右 全部 嫌になる

小さな頃描いてた星空が
日増しに遠くへ かすんでゆく
いくつもの夜を 追い越してきた
あの日々がまるで幻の様に

夜明けは遥か果てしなく

点滅信号 待ちくたびれて たばこくわえる
TAXI横目に 握ったライター
火花散らすだけ 何をやっても点こうとしない

前後左右 全部 使い捨てにされた気分
前後左右 全部 嫌になる

次から次へとナゼかつまずいて
余計なところまで すりむいた
どこかで臆病風に気をとられ
踏み出すタイミング 立ち遅れた

同じ場所を何度も回っている

小さな頃描いてた星空が
日増しに遠くへ かすんでゆく
いくつもの夜を 追い越してきた
あの日々がまるで幻の様に

次から次へとナゼかつまずいて
余計なところまで すりむいた
どこかで臆病風に気をとられ
踏み出すタイミング 立ち遅れた

夜明けはずっと果てしなく遠いのか



Back