白い花

詞 羽原裕太郎 曲 プロペラ

白い花を楽しげに グラスに飾ってるキミの
やわらかな後ろ姿 久しぶりの二人の夜

ビールを飲んで寝ころび タバコをふかしながら今
のんびりモードに全てをあずけてTVながめてる

NEWSじゃどこかの国の暴動騒ぎ
学生が袋叩きにされている

テーブルの上 キミが置いた
白い花がずっと ずっとボクを ずっとボクを見ている

カーテンを揺らす夜風 心地のいい季節の中
たわいもないキミとボクの 会話を切り裂くかの様に

表通りの辺りをいくつものサイレンが
物々しく通り過ぎていった

窓のすき間 浮かんでた
三日月が雲の 雲の奥に 雲の奥に隠れた

怒り狂った様な音をたてて突然
大粒の雨が窓を叩き始めた

テーブルの上 キミが置いた
白い花がずっと ずっとボクを ずっとボクを見ている



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