1998/11/12(木)
TOKYO1週間 Presents T-1 Challenging Live '98
at 渋谷CLUB QUATTORO

講談社の「TOKYO 1週間」が創刊1周年を記念してスタートさせるイベント。Jポップやロックを中心に、毎回3組の注目アーティストが出演。変化し続ける東京の音楽シーンに、新しいミュージック・カルチャー・シーンを作り出していこうとするもので、今後も年2回のペースで定期的に開催予定。

てなわけで、はい。クアトロもしかして初？キャパどれくらいだっけ？果たしてどのくらい客が入るのじゃ？もーえらい心配・・。セゾンの券で、80番くらいを取ってたので、200人くらい入ればいいかなーとか思ってたんだけど、後で聞いたところ、フリップサイドで150番くらいまで入ってたらしい。開場時間過ぎてから入場したんだけど、ホールがかなり埋まっててビックリ。よくわかんないけど、講談社さん、ありがとーって感じ。

どこで見ようか悩んだんだけど、やっぱり前の方はデンジャラスっぽかったのでぇ(^^ゞホールの中盤でとりあえずダンススペースを確保。レポート用にリストをメモしなきゃならんちゅーので紙とペンを握り締めて臨んだわけだ！

客はとにかく入ってて、どうやら男子が増えててね、こりゃあゆっさん大喜びだろうと思って。客電が落ちて音が鳴り始めた途端に前の方にギューッと人垣が詰まったのね。おおー、これだよ、ライブはこれでなくっちゃね〜。
ギャ〜！やっぱダイビング!!燃える！それはいいんだが、なんだかまったく見えなくなっちまったよ。ゆっさんが出てきた！一瞬目を疑う。ウギャー！き・・金髪・・???ウソー！！こないだまで黒だったじゃん！うわ、似合う・・。でも大丈夫なんか！わし叫んじゃったよ「毛が・・！毛がー!!!」あんなにしちゃって。色抜いてるでしょー。痛むよあれ。毛根が死ぬ〜〜。ああ、マジ心配じゃ。カッチョいいけど・・。ヒヨコみたいで、超カワイイ。いやはや、ビビった。

タフガイ、ホットロマンスはお馴染みって感じで。でもなんかタフガイ好きなんだよね、妙にこのところテーマソングになってて、おつかいに行くときも腕振り上げて♪れっつごお〜ぶっと〜ばせた〜ふがい〜って鼻歌交じりに道歩いてる怪しいわし。２曲続けてかなり踊った。メモ取ることも忘れない。ブン屋魂が滾るぜ(ウソ)。
今回超嬉しかったのが恋はコメディー!!ずっと聴きたかったんよー！(;^^;)もう、わしはキレた。学祭ツアー中、アンコール時「何やる〜？」なんてメンバーがクサイ芝居をしてるときにすかさず「恋はコメディー!!」っちゅーて叫んでたわし。きっと願いが通じたのねー！なんて勝手に思い込んでるだけでもかなりこの時幸せだったさ。これ一曲なのに、もうなんで？凄くいいよー、まったく。

背の高い男子の一群に阻まれて途中までよく見えなかったのだが、プロペラライブ史上初であろう？ゲストプロペラ加入。キーボードの杉山たかおさんだ！(漢字わからん・・)ミュージックフェア(だっけか？)にも出てるらしく・・、全曲じゃないんだけど参加してくれて、うーん、なかなかいい男でのお。音の広がりが感じられて、いつものライブとは趣も違って面白かった。ゆっさんが紹介した時にゃーわしとカヨちゃんで「タカオー！タカオー！ 」やたら叫んでた。はは。実は見えてなかったので、お月様〜聴いたとき、あれ？いつもと違うな？と思ったような・・。実はそれすらあやふやなのだけど、そんな事を思ったような事を今思い出した。(余談だけど、我らがタカオさんはglobeのライブなんかにも参加されてる方らしいですね。)
key.入りの僕の手はかなりいい感じでした。前日もリハだったみたいだし、いつもと違った事する〜みたいな意味深なコト言ってたから、どう来るんだろうってワクワクしてたら、これだよ！ちょっとねー、ヤラレタよ、ホント。「いつものプロペラと違うな」と感じたのも事実だけど。ゴツゴツした感じじゃなくてマイルドな印象になるでしょ？でもマンネリな予定調和のライブに落ち着かず、常に「こんな事やったら面白れーんじゃねーか？」なんつって見せつけて来るあたりが、何とも・・、好きなんだけどね(^^ゞ

ほんでねー、もうなんだか見えなくてイライラしてきて、ガマンしきれずにDASH!で突っ込んだ！それこそ猛ダッシュ！カヨちゃんとガーッって飛び込んで行ったら谷ちゃん前の２列目まで行ってしまった。途中なぎ倒しちゃった人！ごめんなさい！おそらくわしの目は血走っていたことでしょう！悪いけど溜まった鬱憤を晴らすかのように拳をガンガン振ってたよ。いや、でもかなり、うーんちょっと？後悔したけど・・。凄く体力を消耗した・・。やっぱりあそこは戦場だ〜。テンポが押さえ気味だったのは気のせいかなあ。なんとなく飛びにくかったんだけど？？続くセールスマンで汗だくどころの騒ぎじゃなくなってた。ベルトは回っちゃうし、シャツのボタンは飛びそうになるし、脱げなくてよかったよまったく(シャツの前バーン開いてたらとんだことだ。どひゃ〜！)。そして思った！やっぱ愛のセールスマンは良い！久々に拡声器とジュリアナ扇子で、ねえ。ギターもベースもクールでかっこいいし、またもやよーさんに釘付けのわし・・。カッチョイー。気がついたらゆっさん、最近持ってきてるギターぶっ壊してるし。・・ネックがポッキリ。あれ最初から壊れてたんじゃないの？っちゅーか、壊す用でしょ？弾けるの、あれ？投げたりなんだりしてたものなあ。ありゃあなんて過激な、と思うわし。ライブ中に楽器投げたり壊したりするの、あんま好きじゃないんだけど・・。曲の途中でゆっさんが「ハイパーマーン!!」て叫ぶから、もしかしてセールスマンの間にハイパーマン挟んだりとか、しちゃうわけ〜〜？なんても思ったけど、やらんかった。ニルヴァーナとレッド・ツェッペリン入れてたと思う(周りに聞いたんだけど、みんな記憶なくしてる〜！)。
夕焼けは名曲。いつのまにか隣の子と腕組んでたか肩組んでだかしてた。それにしても、なんでこんなに覚えてないんだ・・。MCどこで何言ってたんだろう。サッパリだ。それでも曲順メモしなきゃ〜思って、ペンに紙巻き付けて握りこんでたので紙はヨレヨレになるし、字はよく読めないしで、結果的にトホホ率80％。それもまたよしって感じです。

後半３曲がわしの山場だった。腕は上がらなくなってくるし、重心は下がってくるし、勘弁して欲しいことにブラのホックも外れてた。にゃは〜。おそらく目は空ろになってきて、人波に「溺れる人」になってたでしょう。モーレツの♪あははん〜を、右と左で真っ二つに分けて歌わせたりとか、家族対抗歌合戦的なコトもやってくれてた。どこら辺だったっけか、ゆっさん男子好きだから男子の声聞かせてくれーみたいに言うてて、わしはわざと低い声出してみたりしてて、変わらんちゅーの(^^ゞ「喉仏見せとけー！」言うてましたあ。

アンコールの時には、もう気持ち悪くて吐きそうで、うずくまってたわし。水分全然足りなーい！アンバランス入れてくれてよかった。ここでうっかりミラクルとか来てたらマジで失神してたかもしれん。ゆっさんが少し杉山さんをいじろうと言ってモノマネかなんかしてたのもおかしかった。前の日に「明日、何着ます？」とか言って、こんなえらい人でも悩むんことがあるんです。なんて前振りからのアンバランス。ゆっさん頭黄色くしたのも、いろいろ思うところがあった模様ですが・・。見てたらボーッとしちゃった。泣かされちゃった人もいるんじゃないかなあ。わしちょっとヤバかったです。ゆっさんの鼻が赤かったのが凄く気になってたんだけど。
ほんで、最後の力を振り絞ってパーフェクト！どこからこの元気が出てくるんだ？みんな。メンバーも！チクショー！カッコよすぎるよ！
最後には極楽とんぼを合唱。谷ちゃんのギターはお馴染みだけど、今日はよーさんがハープをご披露してくれたー。練習してきたらしい。得意げにブーカブーカずーっと吹いててメチャメチャお茶目で仕種がカワイイよー、よーさん(;^^;)。ゴンちゃんはまたまた谷ちゃんのベースを逆さまに抱えてビヨンビヨン曲に合わせて弾いていた。これまたとても嬉しそう。逆でもホントにベースって弾けるの？音ちゃんと出てたよ。なんだーこの人たちはー、「アソビゴコロ」かー。♪Oh!Yeah〜の掛け合いをフェードアウトしていくんだけど、どこまで続くのかわからなくて、ゴンちゃんと谷ちゃんと顔見合わせながらボソボソ弾いてたのね。そしたらタイミングを外したかなんかで音がなくなってしまって・・、谷ちゃんがゴンちゃんに「終わっちゃったよ〜」って言ってたのをウッカリ見てしまっておかしかった。でも最後はちゃんと♪明日もテキトーに全力疾走〜〜〜！！谷ちゃんはアコギでベンチャーズやってたー。なんだかなあ、もう。

SEの「Super Flower」に合わせて最後まで跳ねながら歌ってたー！もうバカになってた。こんなに覚えてないライブって珍しい。
何言ってたっけなー。メンバー紹介するとき、ゆっさん自分のこと「うたプロペラ、福田クンです！」言うてたなー。自分に「クン」付けたがるよね、あの人。
それから、何だっけ「鮎川誠さんは何でもロックンロールで片づけます」ってゆっさんが何かで言ってー、そしたらゴンちゃんが「レモンティ」チラっと弾いたんよね。男子に大ウケ。わしも馬鹿ウケしちまいました。どうせなら歌っちまえーと思ったのはわしだけではないはず。どんな曲かと言われても説明できないんで・・(^^ゞ気になる人は探して聴いてみてちょ。「シーナ&ロケッツ」で見つかるんじゃないかなあ。