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道楽日記♪2000.09
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2000/9/7(木)18:30〜
スリークウォーター@大宮Hearts

w/ブラワーエンジン他

うう。実際ライブのこと文字できちんと書くの久しぶり。緊張する。・・などというのはこちらサイドの問題でございますが・・。
何回目?スリクォさんのライブ行くの。今年に入ってからだけど。急激にたくさん行ってるけれど。最初に四谷4V行った時はめっちゃ寒かったときだもん。
初めてまともに感想書く。あくまで感想ね。レポと冠せるほど克明なモノは書けないのよ。
今「道楽カレンダー」見たら、今回で通算9回目のライブだった。お初が3/17。ペース早くない?まいっかあ^^;
まだ2桁の台に乗ってないというのも我ながら不思議な気がする。もっともっとたくさん行ってるような気がするのに。
それだけ中身が濃いってことなのかな。

ハーツで3Q見るのお初。前回(9/3@八王子)を見損ねたので、またそれが凄く良かったと皆が口々に言うものでベリー悔しがっていた私。なので今回はリベンジ。見事に果たしました。
最初は18:30だか19:00だかスタートって話で「だって大宮だよー?そんな早くに行けるわけないじゃん!!」もう愕然。5時半ダッシュして如何に早く着けるかを計算し、間に合わない場合はフレックスか・・それとも諦めるか・・とヤキモキしてたところ、出演順を繰り下げて20:30スタートに変更とのお知らせ。(こずぅ&トミー様ありがとう♪)余裕かまして19時頃大宮到着。
ハコの近くの喫茶店にて三々五々集まる。
ここで夕飯。ゆたちゃん(G)の手からB'z柄のルービックキューブをもぎ取る。色面だったらすぐ揃えられるんだけど・・柄面ムズカシイ!!第一に元絵がわからん。しかし「揃えれるよ」と豪語した手前、後には退けず食事もそこそこに没頭し、終いには隣に座ってたちーに「先に食べちゃいなさい」と取り上げられる始末(涙)。
友達にも兄さん達にも碌に挨拶もせず、ひたすらキューブをこねくり回す私。ハコに入る直前に面の色だけは揃えられたんだけど絵が・・合わなかった。悔しい。
ルービックキューブにうつつを抜かしていたせいでブラワーエンジンの前半聴き損ねました。。。

ハーツも来るのは2回目か3回目くらい。2回目かも。卓治で初ハーツの予定が来れなかったから・・。
ここは何が楽しいかっちゅーと、絶対にトイレに入りませう!照明がブラックライトで、何もかも光ります。流れてくトイレットペーパーも廻りながら光ってるのよう。こいつは最初かなりウケた。

んで、ブラワーさん。
多分2回目か3回目か、見るのそんな位。名前はよく見るけどタイミングが合わなくてなかなか見れないバンドのひとつ。うまくイベントで絡んでくれると嬉しいんだけど。なーんて風まかせな事言ってるからすれ違ってしまうのね。
途中からだったけど、相変わらずの勢いが素晴らしい。年単位でライブ見てない気がするが・・ギターこんなに良かったっけ?(失礼)
絶対前見たときより音がカッコよくなってる気がする!
♪高層ビルと〜タワーとスタジアーム!ってもう10年もやってるの?スゲーいい曲だ。うん。いい曲だ。
すっかりトリだと信じきっていたので聞き逃した。無念。
それもこれもB'zキューブにハマってしまったからだっ。(←責任転嫁)
CD買えなくてゴメン。帰る分しかお金がなかったのだ。

続いてスリークウォーター
タカオ兄さん(Vo.)はフロントにデカ星をあしらった(笑)黄色いTシャツ。
「あれは、スター?スターだから?」と失礼なことを臆面も無く囁き合う私ら。
ホールちょっと後ろ寄りにパイプ椅子を配置、録音用MDが4台頭を突き合せたのに自分らでウケていた。(オタクっぽ〜〜い^^;)

客電が落ちる。それぞれ自分の立ち位置を決める。
お馴染みのオープニングSEが流れ出す。
これが鳴るとにわかに興奮してくんのよね!・・と思ったらいつもとチョット様子が違う。針が飛んでるの?音が飛び飛びになり、笑っちゃいながらコケまくる私ら。兄さん達もカクカクしてました。
狙ったスクラッチなのか何なのか解かりかねて少し戸惑ったよ。

SET LISTは以下の通り

1.ノーサンキュ!
2.ヨーカ堂(仮)
3.フリージア
4.夕日に町が溶けてゆく
5.シンプルライン
6.ビリジアン
7.ハロルドはバカじゃない

1曲目から「ノーサンキュ!」大好きな曲。ライブのラストに持ってくるとグッと引き締まる曲。オープニングにもバッチリだあ。メンバーと一緒に身体を左右に揺らす。遠慮なく腕を振り上げた。
まさし君のドラムが軽快に響き、隊長のベースが絡み合う。ゆたちゃんのうねるギターの上にタカオ兄さんのボーカルがマッチするなあ。ううう。ゆたギター好き〜〜。ゾクゾクするうう。隊長のベースラインなんてモロ好みだしなあ。
♪大きな頭を一生懸命回転させて〜いろんなヤツとうまくやってなさいよ〜
(笑)本当は「♪うまくやってなよ〜」
ライブでの歌いまわしが楽しいのよ、兄さん。

続く「ヨーカ堂(仮)」早くタイトル決めようよ。「愛と融合」になりそうなんだっけ?これも気持ちよく腕を振り上げられる曲。掛け合いのコーラスが好き。しかし未だゆたちゃんと隊長が何歌ってるのかわからん。音程が合ってるのかどうなのか微妙なコーラスもステキよ。
MCでタカオ兄さんが「見ての通りの男の子4人のバンドです」と言ったのにバカうけ。だって男の子って、男の子って〜〜(笑)そりゃ私から見たら全員「年下の男の子」よー(涙)「なんで笑うんだよ」(タカオ)ごめんなさい、だってだって〜〜〜(*^_^*)

隊長にライブ告知等喋らそうとするが、時間がオシオシのようでダメが出る。まさし君の「ケツカッチンです!」が個人的に凄くお気に入り。あんま喋ってくれないからさあ。

「フリージア」は曲の疾走感と詞のギャップが面白い。「月」というキーワードに弱いかもしれん、私。
今回一番グッときたのはやっぱ「夕日に町が溶けてゆく」
ライブではやらないと思っていた曲。前回DeSeOで聴いた時、ガツンと一発食らって、もーノックアウト状態。凄く凄く切なくなる。タカオ兄さんの声に引きずり込まれる。感想なんて言えないくらい感情の波に揉まれて、よかった。好き。なんてありきたりな言葉しか出てこなくなる。

「夕日〜」で「君の救いになれなかった」と歌い「シンプルライン」で「光りをこの手に掴みたい」と歌う。「ビリジアン」で「強く強くありたい」と叫び「ハロルド」で「焦らず行こう」と励ます。
なんなんだ、スリクォ!メチャメチャに心を引っ掻き回してくれて長い長い時間が終わった。
そんなに長くはやってないのだけど、実際は。でも何故だろう。私にはとても長い時間に思えた。もっとやって欲しいような、早く終わって欲しいような。音と言葉の渦に翻弄される快楽。苦しい。これ以上行ってはいけない気がする。深みにはまりそうだ。否、はまりたい衝動との葛藤。
しかし今回私はDo-Yeah!の為に頑張ってしまったのだ。黙々とスリクォさんの楽曲をコピり続ける私達は、現在練習中の曲が始まると全身で反応してしまう。
元々「ビリジアン」やるのに一度ライブ行かなきゃね、てのがきっかけだから尚更。浸りたい気持ちと、あ、そこ!そこのフレーズどうやってんのーってお勉強心がない交ぜで、常に相反する物を抱えながらライブ見てるのだ。今回はその極致。純粋にファンとして空気を楽しみたい私と、気持ちだけは一端のアーティスト気分の私のせめぎ合いが激しくて、大変消耗した。
全身を耳にし、目にして、吸収できるところは余さず取り込もうとした。あえなく消化不良を起こしてしまったけれど。

間延びしたような印象を受けた、とアンケートに書いたのは、あくまで私個人の感覚で、ドカベン山田君が何週も連載またいで1打席終えるようなものだと思っていただきたい。(・・と何故ここで言い訳する〜^^;)
実際内容が濃くて脳みそパンクしそうだったんだよう。

隊長見ると、動きがあんまり可愛いから目が釘付けになってお勉強にならないし・・。これがまたいい動きするのよねぇ。表情もベリー豊か。見てるだけで身体中の毒素が抜けていきそうな気がするよ。ソリッド克つ繊細なベースライン、大胆にグッと踏み込んでくる潔さ。隊長のベースは顔と同じくらい表情豊かだ。肘をワキワキされちゃうとね、もうクラクラなのよ。他に目がいかなくなっちゃって困るからなるたけ見ないように努力してる。・・無駄な徒労に終わることが多いけど。

ゆたちゃんのギターはその小さい体からは想像できないほどのグルーブ感を伴って私のあーちすと魂(笑)をグサグサと刺激するのだ!実は密かにゆたギターに憧れて、ギターやりたい等と不届きなことを考えている私。前からギターはやっておいた方がいいな、とは思っていたんだけど、音楽活動マメにやり出して、いろんな事柄に対して欲が出てきたみたい。アレがやりたいんだ、とにかく!許されるならステージ上のゆたちゃんを指差して「アレが欲しい〜〜〜!」と手足をバタバタさせて駄々こねたい。そのくらいゆたギターにはまってる。だって全てがツボ!ツボ!ツボ!なんだよ〜〜ん(涙)
勿論動きも好きだが。ワウ踏む仕種までツボ!困るな君〜。お客のノリに嬉しそうに腕を上げるのも、カメラを意識しちゃうその目線も堪らなくツボだっ!
普段の彼からは想像できない(失礼)仕事っぷりにオトコを感じる。やっぱキメるところはビシっとキメるってとこが、いいわねまったく。

でね、立ち位置失敗してね、まさし君が殆ど見えなかったのよ(涙)もっと派手に立ったりしてくんないかな。練習の時はしてるって言うんだけど?本番で実践してね。ビジュアルがいいんだから、もっと出さないと勿体無いわっ!最後にちょっとだけ立った。うにゅ!遅い!もっと立たんかいっ!
コーラス入れる時の顎のラインがいいのよ。左側のマイクに首を伸ばして。もっともっとー、てな感じだ。私は変態か^^;
何が楽しいってそこんとこイチオシなわけ。
スコンと抜けるドラムの音、心地よい。ドラムに関しては素人で技術的なことはわからないけれど。
凄くいいセンスしてると思うんだ。だってまさし君の音聴いてるとドラムやりたくなる。これは私がなんでもやりたがりだからって理由だけじゃないと思う。
だって彼の音がそうさせているのだから。うう。ヤバい。惚れちゃいそう(*^_^*)

そして一段とイロッぽいタカオ兄さんに遭遇する。
「夕日〜」は凄く気持ちよく歌えていたらしい。他はハウリっぱなしで聴いてるこっちも辛かったが。
普段は特に色気を感じることが少ない兄さんなのだが、どうなんでしょ、これ。
切なく、張り詰めるような強さと弱さ。思わず手を伸ばしてその頭をかきいだいて、眠りにつくまで側にいてあげたい、そんなはかなさ。
全身からいろんな気を放出してたようですな。
「夕日〜」は聴くだけでダメなの。頭の中にフレーズ思い浮かべるだけで泣けるの。それをあんな泣きそうな表情で歌われてごらん。一発KOでしょ。何人オンナ泣かせてんだよ。罪な男だな(笑)
ファルセットもセクシーだった。
珍しくモニターに足を掛けるポーズも見たな。あのね、あんま足長くないからね、立ち方とか研究した方がいいよ、兄さん。いつもより足短く見えたよ。何故?

しかし起伏の激しいライブだったな。ジェットコースターみたいだ。
なんでこのセットで間延びしてるように感じたかというと・・前述の通り(↑)。
「夕日〜」から「シンプルライン」の繋ぎがよかったな。MCも曲紹介以外なく、凄く静かでカッコイイ。
なんか「夕日〜」絡みのことしか書いてないな(笑)
最後の「ハロルド」も超カッコよかったのによーう。
ま、次も行くさ。スリクォ行かないと胸の奥の眠れる獣が暴れ出すからね。

ラストのドンキードンクさんは、きわめてルーズに聴いてました、私。
なにせ体力使い果たして・・。
ボーカルの子がちっちゃくて、最初女の子かと思った。でも腹丸出しだし・・男の子だった。
あまり好みではないけれど、メチャメチャ下手ってわけでもない。
そんな感じ。

今回イマイチのり切れなかった一番の敗因は、やっぱB'z柄ルービックキューブだと思うのね。ライブ前に全部そっちに集中力持ってかれちゃって、引き戻すのに苦労したこと。完成させられなかったのが悔しかったこと。
ゆたちゃんには一応「ここまでしかできなかったー」って泣きまねしながら返した。「ここまでできれば凄い」とは言ってくれたけど、できない自分が腹立たしかったので「くやしい〜〜!」と言いながら揃えた面をグチャグチャにしてしまった。ゆたちゃんゴメン。(ここで謝っても・・)
ハコの中でDo-Yeah!のアー写を撮ったよ^^;
と言うか撮ってもらったよ。ははは。そのうちどこかWEB上に載るでしょう。

極めつけは「マッシグラ」
ライブハウス情報誌なんだけど・・表紙が海水浴の集合写真。真ん中にビキニの海パンで仁王立ちするトミーの姿が!
タイトルは「レッツビキニング!!」
(爆)
笑い死ぬ〜〜!誰か助けてー。てなもんだ。
感動も学習内容も一気にリセットされてしまったようだ。(ダメじゃん)

良くも悪くもルービックキューブに始まりマッシグラに終わった大宮ハーツでした。
(wrote: 2000/9/10)


Do-Yeah!連絡帳 うぇるかむ とぅ ひどらんどぱ〜く
kenya777