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99/01/28(木)
THE CREATOR OF at 渋谷ON AIR WEST


ユカBABYがTVKで当たったとの事で、ドリンクチャージ500円で観れるという事で、ただ見ただ聴きの大好きなわしは鼻水垂らしながら行ってまいりましたのです。
オルタナっちゅーのらしいです。よくわかりません。ハードコアとは違うのか?下品なトリオバンドだって聞いてたけど、ホント下品だねー(^^ゞ
小屋の中、お香炊いてて匂ってて、なんだか鼻が詰まっちゃうような感じだった。6時半開場で7時半開演。トットと入って中でボーッとか待ってましたが、なんだか読めない客層で。女子高生もいるし、おじさんもいるし。野郎ばっかと聞いてたけど、確かに血の気の多い兄ちゃん達ばっかだったね。
前にいたんだけど途中で抜けた。体弱ってるからキツイ〜。後ろで黙々と聴いてる人達もいて、でも前の方はずっとヘドバンしてるよ。人の上に人が折り重なってるような状態でした。
ベースとドラムの人は上半身裸だったよ。なんだか原始人みたいだったよ。あ、ベースは5弦でした。シンプルと言えばシンプル。わかりやすいと言えばこれほどわかりやすいものは無い、といった感じです。英語で歌ってるのは何言ってんのかサッパリわからんかったけどね。ビールかっくらって頭振ってる分にはいいんじゃないか?ビジュアル系聴いてるより聴けるもん。
照明の目潰しで、目がチカチカしたよ。
最後までボーカルの前にいたユカBABYは凄いと思いました。
by kenya 1999/01/29


99/01/27(水)
IDO presents LIVE RECOMMEND「FREE SHOWCASE」
at 渋谷ON AIR WEST


SUN'S COMPANY/number girl/After me/HAIR CUTS

ライブでもらったチラシに無料招待って書いてあって、噂に聞くnumber girlがただで見れるなら、ついでにAfter meも見れるならこりゃラッキー、と思って葉書出したら当たったんで行ってまいりました。
ドリンクチャージ500円だけで4バンドもみれるなんで、貧乏性のわしには願ったり叶ったりなわけでございますよ。
招待制だけあって客層はマチマチ。それでも興味がなきゃわざわざ葉書なんか出さないよねー。そんな感じ。でも18時開演はちょっと時間的にキツかった。
携帯電話のIDO主催のイベントなんで、ステージ両脇のスピーカーの上にIDOって文字が緑色に光ってて、さすがだよーと思った(何が・・)。

最初にSUN'S COMPANY
確か本拠地が新潟のバンドだ。若いんよねー、ギターソロとかが・・。ボーカルの子もギター持ってた。坂上忍にちょっと似てるかも・・。マイク持って歌い出したら結構クネクネ系。声は嫌いじゃない。曲も聴きやすいし。目をつぶって聴いてるといい感じかも。見ちゃうと「うほっ、若い」とか思って腰が退けちゃうんだよ〜〜〜。

続いてnumber girl
福岡のバンドで、凄く良いって聞いてたので、前からずっと聴きたいと思ってた。
いや、ビックリした。音がメチャメチャかっこいい!何と言ってもドラムがべらぼーにカッコイイ。でもボーカルは何歌ってんのか全然わかんなかったよー。毒舌ののび太くんだよって聞いてたの。見た瞬間思った。ホントだー。のび太くんだー(^^ゞ あんな風に歌うようにはまったく見えないんだけどな。そのギャップにもビックリだよ。「東京砂漠」とか言うかー?すごいな、ホントにもう。言葉失っちゃうよ。
ギターが渋くて凄く良い。ベースが、シンプルなんだけどゴツい感じで結構好み。前の人の頭で、弾いてるのが見えなかったんよ。飛び跳ねてたりとか、すごい前かがみで弾いてるのとか、隙間からチロチロ見えてて、えらい気になるんよ。他はネックしか見えんから。ストラップの長さが好みでしたよ(まだ言うか、わし・・)。とても存在感のあるベースでしたよ。
メチャメチャ腹の底にズシンとくるイカした演奏だった。終わった後放心しちゃったもんね。また聴きたい。今度はもっと長く。2月に下北沢でやるのでそれに行こうかな。

3番目は1月1日にメジャーデビューを果たしたAfter me
自ら「腹黒いスピッツ」と言う彼らですが、全然腹黒くないよー、と思いますの。デビュー曲の「明日の向こう」は耳に残って、一度聴くと相当長い事頭の中グルグルしてる。テレビ東京のドラマのタイアップついてるんだよね。そんでテレ東かTV埼玉でずーっとずーっと曲のCMかかってて、♪夢で会いたい すぐに会いたい だけど言葉に詰まって言えない〜 ってリフレイン!洗脳されちゃいそうだ!悪い意味じゃなくて、それだけ印象的だっちゅーことなんだと思うよ。韻の踏み方が巧いと思う。(「NAI NAI 16」も韻を踏んでるんだ!)一番最後にやった曲も凄く残る。♪ただ君に〜触れたかった〜 というの。絶対どこかで聴いた事ある!と思ったら、前にthe cimonsとかも出てたインディーズの番組で流れた曲だったらしい。After me、今年イチオシ君みたいだしねー、でもビジュアル系では全然ないけどね。今年はまたギターバンドなんかが流行るらしいけど(ちゅーか、流行らせるんだろう)。彼らも今ガッと売れてるみたいで、なんだか実感湧かないけど、頑張って欲しいと思う。ラジオの方に葉書下さい、との事です。

ラストはHAIR CUTS
from Aかなんかから出た企画で結成されたバンド、らしいです。そんなような話聞いた事あったような・・。彼らのファンが一番多かったかもしれない。
流石に4つ目になるとこちらも疲れてきて、風邪もひいてるしヘロヘロしてきてたのですが。
ボーカルの子の顔が可愛い。ポスターとかと顔が違って見えるのは髪型のせいか?ただ、ちょっと、声が脳髄をキーンと刺激するのだよねー・・。ファンも本人達もビジュアル系ノリ。歌いながら腕を広げて指をピロピロ動かすのやめちくり〜〜。「来いよー」みたいな感じも苦手なのです(T^T)そいから「ノリが足りねーぞ!」とか言うのもご勘弁・・。無料のイベントでしかもワンマンではないんだから、ノリを強制するのはやめなさいっての。演奏はそんなに悪くはなかったと思うけど、ギターの音とか、前に出てソロやってた割にあんま印象に残らなかったな。
♪百万分の一でもいいよ〜 ってのだけ覚えた。
体調が芳しくなかったので途中で退場させていただきました。

やっぱ体力のあるうちだなあ、こーいうイベントに足繁く通えるのも。無闇やたらにあれこれ見てると、メチャクチャエネルギー奪われたりするからねえ。
でもnumber girlはアタリだったよ。損ないので是非一度ご覧あれ☆

by kenya 1999/01/29


99/01/23(土)
スタンド祭り at 新宿JAM


ストロオズ/ニーネ/ミラクルマン/スタンド

JAMお初!パワステ(元)の向かいに小屋あるのはなんとなく知ってたけど、そこがJAMとは知らなかった。今まで縁がなかったので。地下なんだけど、四谷フォーバレーに似てるかも。狭さとか。狭いってーか、ステージ、メチャ近い。フロアも狭きゃあステージも狭いよ。すごいな、ここに5人も乗るのかな、といらん心配してた。
この日はまた過密なスケジュールで、だから風邪もひくんだろって感じなんだけど、朝早起きしてチケ取りして(埼玉)、昼からダンスのレッスン(池袋)に行って、夕方からはみかりんにTVKのミュージッククリークの公録(銀座SOMIDOホール)に連れてってもらって(生MAGUMIと生スキカウと生esrevnocを見た!)夜は 新宿だよー。まったく、お疲れ様、俺〜。です。
DUB-O君の言葉を信じて(1/18レポ参照)のこのことやってきたわけですが〜、凄くよかったです。楽しかったー!なんと言ってもみんな地べたに座って聴いててくれるので、後ろの椅子に座っててゆっくり見れたので楽ちんだった。感激です。

トップはストロオズ
女の子ふたり組。ギター&ボーカルの子とキーボード&ちっちゃいギター&ボーカルの子。ドラムはギターの人のお兄さんがヘルプでした。凄いほんわかした感じで可愛かったのー。色々楽器が出来ていいなーと羨ましく思いました。とつとつとした雰囲気がなんとも言えない、味なふたりでした。曲も透明感があってよかったです。

2番目にニーネ
ギター&ボーカル、ベース、ドラムの3ピース。ギターはサウスポー。あれ自分で楽器パーツ替えたのかなあ。それともあーいう形なの?ペグが下向いてるのよ。それと、ヘッドにメーカー名とか書いてあるでしょ、普通。あれがひっくり返ってたように見えたの。近くに寄って見たわけじゃないからよくわからないけど、そんなとこがとても気になってしまったのでした。曲とか演奏はゴツくてハードでかっちょいいんだけど詞はセンチメンタルな感じ。キーワードは「夢の中」?すごくたくさん「夢の中」って単語を聴いた気がするのだけど、気のせい?チラシに描いてあるマンガが、ヘタウマ系でいいんですよ。アンケートにも好きな漫画は?って質問があった。

続いてミラクルマン
終演後、アキちゃんのらしきカンペを引っぺがしていただいてきてしまったので、リストはバッチリだ。

PLAY LIST
俺たちのプレリュード/ザ・サンシャイン/奥多摩湖/笹舟一浪太/悔やんで詫びれば/ストロング・ラブ/僕は煙

スゴイよ、ホントに5人乗ってるよ。超せま!川村さん、いつもに増して見えない(^^ゞカズタケ君の完全真後ろだもんね。頭ひとつ出てるのでようやっといるってわかるよ。天井低いから(っちゅーか、川村さん、背高い!)頭つきそうだった。ギリギリだったよ、きっと。数センチしかあいてなかったと思うよ。トマツさんもゴツンていっちゃいそうだったしね。
ザ・サンシャインのイントロを聴くと、やっぱゴダイゴの999の歌思い出すわー。前にこれ聴いた時は(11/23かなぁ) ♪心から〜嫌いだよと〜 って歌ってた気がするんだけど、今回は ♪心から〜好きだよと〜 となっていたような気がする。どっちなのー?聞き違い?好きと嫌いじゃ正反対だよー。トマツさん、どちらが正しいのでしょう?

わし、トマツさんのMCではまっちゃって(;^^;)笑いすぎてマジ泣きしてしまった。「19世紀以降、アメリカ文学の最高峰と言えばハックルベリー・フィンの冒険です」なんで突然ハックルベリーなんじゃー!と思ったらツボにはまってしまって、ヒーヒー泣いてしまったよ。これに対応して笹舟一浪太という男の曲を作った、という前振り。アキちゃんが笹舟の「笹」という字がわからなくてメンバーに聞いてたそうなんですが、アキちゃんの「タケカンムリに世界の世!」って言い方が可愛かったっす。俺だってそれくらいわかるよ!って感じなんだよ。と、そこでピーチさんから声がかかりまして、どうやら段取りを間違ってしまったトマツさん。何事もなかったかのように奥多摩湖!チャカポコした感じのほのぼの系でございまして、よいですよ。外見なんかより、心が美しい君が好きだよ!って歌です。そしてまた何事も無かったかのようにMCを続けてね、その、笹舟一浪太が河を下っていくんお話で、ということで。オトコだぜって歌です。とにかく行くのです。カッコイイっす。悔やんで詫びればの途中マーチのところがカッコイイ。

どうやら曲の途中でキーボードを乗せてた台が壊れてしまったらしく、DUB-O君までステージに上がってきて、あの狭いところでわらわらと取り替えたりなんだりしてて大変そうだった。
その間のトマツさんとアキちゃんの場つなぎトークが可笑しかったんよ。
なんか「アキちゃんはユルイのが好き?キツイのが好き?」とか、
「ニーネの大塚君はマンガが巧くて葉書に描いてくれるけど字が豆粒のように小さい」とか、
アキちゃんのボーダーシャツ(赤と白のシマシマだったよ)を見て「この縞には意味があるの?」
アキ「おかしい?」
トマツ「これ、俺のパジャマに似てるな。俺のパジャマじゃないの?」
アキ「かなり気に入ってるんだけど・・」とか、JAMの周りも変わったねって話とか。お聞かせしたいくらい可笑しかったです。アキちゃんの天然なボケに座布団一枚!トマツさんの予想のつかないツッコミに一所懸命ついてくるアキちゃんは超カワイーっす。喋り拙くてOKOK!アキちゃんはあのまんまが味があっていいと思うですよ!

最後にやった僕は煙はとても気になる曲。頭の中で ♪ケムリになった〜 ってリフレイン。古い曲らしいですけどね。カズタケ君は台が低くなって弾きにくそうでした。
すごくカッコイイ曲です。
歌い終わった後、アリガト!っちゅーてとっとと帰っちゃう潔さも好きですが。ステージの上だけで飽き足らず、フロアまで降りてきて歌いながらウロウロしちゃうトマツさん。ちょっと怖かったよ・・。アキちゃんもすごい動いてた。トマツさんにあんだけチョッカイ出されてよく弾けるもんだ、とわしゃあ脱帽だよ。見えないのに存在感のあるベースの音も好きだしねー。やっぱりピックアップフェンスは後からつけたものらしいです。
ライブの度にセットリストが違うんだもん。凄いよなー。。。
圧倒されて感想が書けない(^^ゞ

トリはイベントの主催者スタンド
大きなキーボード持ち込んでた(電子ピアノって感じ)。それから、あれハモンドオルガンてヤツ?それでステージ半分。
歌は殆ど覚えてない・・というか、最後にやってた曲があんま長くて終わらなくて、どうしようって感じだったので、そっちに全部取られたしまったよ、わし。10時から深夜の部のライブが入ってるのに曲を残してて、それでも焦らず続けちゃうとこはスゴイな〜〜(^^ゞ
ほんでスゴイな〜〜って見てたら終わっちゃった。音はかっちょいかったよー。

面白かったけど疲れた!でも座って見れたのでよかった。ミラクルマンだけは前からみんな立ってたなー。恐るべしミラクルマンパワー!

by kenya 1999/01/30


99/1/20(水)
第213回 TBSラジオ赤坂ライブ at TBSホール

石井聖子/in~fe?el

久々にTBSホール行ったよ。Gbのイベントの後に券配ってたので迷わずいただきました。毎月行われてて、TBSラジオの夜中にOAされてる。当ると無料で見れるし、会社から近いし、結構当りもあるので好きなんだ。

最初は石井聖子さん
26歳になるそうです。ロングのワンピースがシックでした。同年代の女性の共感を呼びそうな、そんな感じの詞が多かったデス。お友達も来てたみたい。1曲目の「Shinin' on」という曲での赤のスポットが印象的でした。サポートはギターとキーボード。女友達の結婚をお祝いするんだけど、ちょっと寂しい気持ちを歌った「ライスシャワー」。揺れる乙女心なのですよ、微妙なお年頃だから・・。わしとは無縁だけどねー。途中、カバー曲で「スタンドバイミー」も歌ってくれた。短い時間だったけど、透明感のある声で、気持ちよかったです。

休憩を挟んでin~fe?el
インフィールと読みます。Gbのイベントに引き続き2回目です。
リストは以下の通り。アンケートに書いてあったのでメモしてきたのよん。

keyholder/コーヒー牛乳/もう一度/NEED/Letter.../いつかきっと・・・/地球儀/tomorrowへ望みを

ボーカルの岩田君、元気になったみたいでよかったネ。この前に見た時は風邪で凄い熱があったのに頑張ってたんだもんね。風邪薬と間違えて下剤飲んじゃったり・・気をつけよう。今回はバンド形式。1曲目はGbの時もやってくれたヤツだった。またアコースティックと違う感じで面白かった。メンバーの他にドラム・ベース・キーボード。それとギターが2本。1本はアコギだったけど、ギター流石に3本もいらねーだろー、と思ったよ。色々あるんだろうけどさ、折角ふたりでやってるんだから、なるたけふたりで出来るようなのがいいんじゃないかな、って思ったのね。余計なことだけどね。ちょっとバンマスっぽい感じのおじさんが苦手っぽかったし・・。スタイルとかが。単なる好みの問題なんですけどね(^^ゞ

2月中にOAされると思うので気になる方は聴いてみてねん。

by kenya 1999/01/30


99/01/18(月)
ミラクルマン at 下北沢CLUB Que


with:VESSE/Gash

ミラクルマンは大晦日のイベント出なかったみたいなので、凄く久々な気がした。約ひと月ぶりだし。「あけおめ」だし。Queだし。ずっと楽しみにしてたし。月曜日だし!週のアタマから飛び跳ねちゃったら残りの1週間どうやって過ごしたらいいのだろうってトホホな感じだし!
でも行っちゃったの。超よかったよ〜。よよよ(涙)
人の入りも具合がよくて、メチャ混みでもなく、ガラ空きでもなく、適度な混み具合だった(興行的にいいのか悪いのかわかんないけど・・)。
トップはVESSE(ヴェス)
このバンド、コメントしたくなーい!困るー!強烈すぎる。怖すぎる。てっか、怖いのはボーカルの人だけなんだけど・・。でも全員マッシュルームカットだし、タイトなシャツとタイトでサイケなパンツで、なんちゅーか、ビジュアルの暴力とでも言いましょうか。目を合わせたくないと言うか、視線が来たらつい隠れてしまうと言うか、そんな感じ。うーむ、言葉では伝えにくい。かと言って一度見てくれとも言い難い。ボーカルの人、マンガのキャラクターでいそうな雰囲気。顔はネプチューンの名倉潤に似てるとの声もあり。私は皺の多い反町隆史みたいだと思った。シールを10枚ためると何かいただけるそうですが・・。
前にデモテープを貰った事がある。パワステ(懐かし〜)で何かを見た帰りに出口で配ってたの。それは曲がフルで入ってるというものではなくて、1コーラスとか、何曲も入っていたけどどれも曲の一部分だけだったのでよくわからなかった。多分探せばどこかにある。んでもまさかこんなビジュアルのバンドだとは思わなかった。
曲はいい。演奏もしっかりしてるし、何と言ってもベースが好み。音もラインも凄くよかったので、これは捨て難い。目をつぶって聴いてるとそこそこいいんだけど、目を開いた途端にバーンと怖い人が視界に飛び込んでくるから、音楽に集中するどこじゃないんだよ〜〜。GSっぽいのもあったしね。曲名で覚えてるのは新曲と言っていた「赤いリンゴ」、それから「黒い太陽」、デモテにも入ってたと思う「青い空だよサニーデイ」。色名がついてるのしか覚えてないや。はははー。なんか、客も引いちゃって、メンバーもちょっと困ってるみたいでした。しつこいようだが曲はいいんだよ、ホントに。

続いてGash(ガッシュ)
トップがあれで、最後があれだからきっとこの人達も濃いキャラなのに違いないと思ってドキドキしてしまった。蓋を開けてみたら一番普通っぽかった。
名前を耳にし始めたのは最近なんだけど、インフォメーションが「りぼん」と聞いて俄然興味を示した私。(株)りぼんと言えば私が10年以上前からファンである熊本出身のロックシンガー小山卓治の所属する事務所ではないか。あそこは、あとフィッシュマンズとプレイグスだけだと思ってた。ちゃんと新人発掘みたいな事もしてるんだねー。卓治=社長の道楽と言われるほど社長のお気に入りらしいので、でなければレコード会社とも契約切れてて、稼ぎもないのにひと月も渡英なんてできるかっちゅーの(-_-)
それはさて置き、そんな卓治を先輩に持つ彼らと初顔合わせ、だったのでした。
あやしー宗教音楽のようなアカペラのコーラスの曲が流れる中、メンバーは静かにスタンバイ。この曲が長くてなかなか終わらない。洗脳されそう・・って感じ。あれも演出なんだろうが・・。
全体の感想→「まだまだこれからだね、頑張ってね」
曲が全部同じに聞こえるんよ。出だしとか。あと、これはあくまで私の個人的な好みの問題なんだけど、ギターがうるさい。苦手なんだなあ。弾いてる本人はいい人っぽいのだけど。ベースも・・うーん、もうちょっと頑張ってくれ。ベースだけならVESSEのベースの方が好み。ドラムは並み。ボーカルは声が出切ってない。聞いててつらい。
衣装も全員バラバラだった。ボーカルはカジュアル系だし、ベースは坊主&グラサンでオレンジのつなぎ。ベースは真っ赤な頭でジャージ。ドラムはTシャツだった。
ドラムの人のMCタイムがあったり、ライブとしてつまらない作りではなかったと思う。高校生くらいの若いファンの女の子がたくさんいた。チラシ見るとかなりリキ入ってるようで、グッズも出してるし、メンバーの紹介とか、バンドの色がわかるようなペーパーも配布してるし。頼むよ、りぼん〜。次に会ったときに、よくなったなって言わせて下さい。卓治の後輩なんで(しつこい)、期待してるんだよ。

トリはおまたせのミラクルマン
どこで見るか迷って、アキちゃん側に行こうか、とか、戸松さんの前は怖いけど、でもできれば前の方で見たいよね、・・というわけで結局カズタケ君の真ん前で見ちゃいました。VESSEとGashは後ろで見てたんだけど、そうじゃなくてもミラクルマンのメンバーが前を行ったり来たりするのが気になってしょうがなかったので。
言うまでもなく、スゴイ楽しかったよー!やっぱ期待を裏切らない、奇跡の男達は!
♪明日へしか行けないんだ〜って、そうなのよ。戸松さんの歌唱にはとてつもない説得力がある。この人も怖いんだけど、彼の場合は吸い寄せられる怖さとでも言いましょうか。一度目を合わせたらはなせない、みたいな。インパクトありすぎ。夢に見るほど強烈だ。この日は髪の毛が全部向かって右になびいてて、兜甲児(マジンガーZなんだけど・・)なみの髪型になってたです。この曲は静かなキーボードのイントロからの盛り上がり方が好きなのよ。そうなのよ。明日へしか行けないのよ〜
戸松さんが足をグーパーさせながらピョンピョン廻る春のMOVE ON。♪ほろ酔いの君が僕に くちづけた よせよこんな場所で照れるぜ ああ恋するふたり〜 戸松さんのボーカルにドラムのピーチさんがコーラスをあててる。そして見詰め合って歌うふたり・・。なんだかなあ(^^ゞ
新曲夜明けのメロディーはとてもいい曲です。切なくてメロディアスで情熱的な心温まるラブソングです。カズタケ君のキーボードって存在感あるよね。
あとエナジーマン好き〜!!イントロのベース超カッコイイ。ミラクルマンの曲のベースラインは全体的にモロ好みなんだけど、この曲は特にかっちょいい。アキちゃんのギターもいいよ〜〜。聴いてて「ウッヒャ〜〜!」って思って目を見開いてしまったよ。
でも曲終わった後、アキちゃんは戸松さんに「アキちゃん弾き過ぎだよ」と言われてた。「この人は僕の許可無く弾きますからね」なんでじゃー。アキちゃんのギターソロ中、戸松さんはずっとみかりんの方を見てアキちゃんを「見ろ」だか「撮れ」だかいうようなアクションをしていたのだけど・・?ホントのところどうなの?年下の彼女は17〜!って歌いながらぱっつんを指差したでしょ。少なくとも私にはそう見えたんだけど、その時、「なんでこの人、ぱっつんが17なこと知ってるんだー!」と思ったら可笑しくなっちゃってゲラゲラ笑ってた。
今回のMCのテーマは「ノストラダムスの大予言」。今年の7月に恐怖の大王が降ってくるって話じゃないですか。隕石だとか、核戦争だとか、宇宙人だとか、色々な説があって、一番有力なのは環境汚染なのだそうですが、その中で突然
戸松「アキちゃん、フロンガスって知ってる?」
アキ「え?わ、わかんない!」
戸松「この人は何も知りませんからね。知ってるのは、驚いた時に『ガーン』って言います」
何故か原価規格の話に飛んだり、またダムスの話に自然に(?)戻ってきたりしてて、曲を挟んでも一貫したテーマで語り続ける戸松さんてやっぱりとても不思議な人だ。
ピーチさんの間の取り方がまたね、見てて好きなんだけど、どこがって言われると困るんだけど・・、タメてるところかな。帽子が途中で吹っ飛んじゃうような勢いも好きだし(髪の毛がないから引っかかるところがないんだと思ってる)、カズタケ君や川村さんとタイミングを計ってるとこの間とかイカしてると思う。キーボード兼ダンサー(只今勝手に任命)のカズタケ君の指先は見掛けに似合わず(ごめんね)繊細だし。川村さんのベースはソリッドで、私をいつも唸らせてる。Fenderかなあ。実はよく見てない・・。ピックアップフェンスが付いてるやつ。自分で付けたのかな・・。チョッパーかなりかましてるでしょ。あれがついてると右手が安定してチョッパーしやすいんだって。だからかも。人の見てると私も欲しくなるなあ。新曲「夜明けの〜」前のMC中、黙々と練習をしていた姿を見て、きっと真面目な人なのに違いないと思ったのでした。アキちゃんはコンパクトで、可愛い。ちょっと壊れてたね。アクション激しかったし。スタイルは結構好みなのさ。「弾き過ぎる」と言われたけど、しつこくないギターだから好きなのかな。ちょっと控えめで奥床しげに見えるのですよ、彼は。リップ塗ってるのも可愛いし、なんか得してると思わないー?いつもその辺のサウナにいるそうです(戸松談)
太陽時代も、いい!・・って、全部いいんだけどさー。ミラクルマンのテーマって、「太陽」と「奇跡」と「宇宙」?
しかし、友達よりも、恋人よりも、両親よりも、大切な物って・・宇宙。なんだ。戸松さんてどこまでいっちゃってる人なのかな・・。やっぱ謎だ。
最後は幸せニッポンカタツムリだった。のでしょう。ステージの上は全員がバラバラに壊れてて怖かったよー。覚えてないよ。
ただ、戸松さん、歌い終わったらマイク放り出してとっとと帰っちゃうでしょ、あの潔さがカッコイイと思ったの。前回も思ったんだけど。だってメンバーまだ後奏やってるのに、もういない・・。カッコよすぎるわ。あんまり引き際が綺麗なんで、アンコールするどころじゃないの。ホントはしたいんだよ、もっと曲聴きたいし。でもできない、あれは。あれだけカッコよく去ったら、出てきちゃなんねーって気がする。そう言えば、普通対バンでトリだったらアンコールしてもいいんだよね?なんで誰もコールしないのー?やっぱしちゃいけんのかー?
正味6〜7曲。時間にして40分〜50分。うう、短時間だけど充実したライブだったー!「ぶっ壊れてる」とは言うものの、我を忘れて暴走してるのと違うから音のベースがしっかりしてるので安心して聴けるのです。うん。
次回は1/23(土)新宿JAM。スキーのキャン待ちが来れば行こうと思ったんだけど、どうやら来ないみたいです。というわけで、ミラクルマン行く事に決定〜〜!DUB-O君曰く「今度のは面白いよ、お祭りだから」ワックワクのウッホウホだあ。
新しいアルバムが3/21リリース決定です。レコ発も4月にやるらしいし。今から楽しみ。

by kenya 1999/01/20


Do-Yeah!連絡帳 うぇるかむ とぅ ひどらんどぱ〜く
kenya777